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8.一週間後 ページ10

リ「昔?」


『そう、昔むか〜〜〜しの私なら怖かったかも』



リ「なんで今は怖くねぇんだ?」


『だって私は死なないもん』




そぅ、私は死なない

死ねない


死ぬと言う言葉自体が私には当てはまらない



リ「その自身は何処から来るんだ」


『さぁ何処でしょうね』



意地悪っぽく笑ってみると
リヴァイはふて腐れた顔をして

なんだかそれを見てたら子供みたいだなぁっておかしくなった









リ「そろそろ帰るか」


あれから沢山の話をした

気づいたらだいぶ時間が経っていて



『そうだね
リヴァイ明日壁外調査でしょ?
休まないと体もたない』


リ「俺、明日壁外調査って言ったか?」


『友達から明日調査兵団は壁外調査に行くって聞いてたから』



名残惜しいとか思ってしまっている私は何様なのだろうか



エレン達と話すのも勿論楽しい


だけどリヴァイは、、、

年上だからなのか、安心する



まだ会うのは2回目なのに変だ



リ「一週間後

また会えるか?」



『と言う事はちゃんと無事に帰って来るんでしょ?』


リ「当たり前だ」


『わかった、一週間後ね』



私の言葉を聞いたリヴァイの頰が一瞬、緩んだような気がした



笑った、、、?




その一瞬の笑顔がとても綺麗で


私は不覚にもドキッとしてしまった





そんなはずはない
だってまだ2回しか会ってないのに






リヴァイが先に帰り、私もトボトボと訓練兵の宿舎に向かった









この懐かしい気持ちに動揺しながら









.

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作者名:ゆーな | 作成日時:2017年12月26日 1時

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