そこにいた証【リヴァイ】 (ページ9)

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リヴァイと一昨日あった森に着いた頃には日は沈み当たりは暗くなっていた

流石に飛んで探すのはまずいから
今は森の中を歩いてる

もちろん、ちゃんと変身☆はしてる

じゃないと私ってわからないだろうし

リ「遅い」

この前会った場所に着いた時に不意に上から聞こえた声

この少し低い声はまさしくリヴァイ

『仕方ないでしょ？
私だって忙しいんだから』

リ「避難所暮らしの奴の何が忙しいんだ」

そう言いながら木から降りてきたリヴァイ

その格好はまさしく兵士の格好で

って一昨日もそうだったんだけど、昨日から私も同じ服着てるからかやっぱりこの人は兵士なのだと改めて思った

『避難所暮らしでも忙しい時は忙しいの

それより、着たけど何するの？』

来ないと削ぐって言われたから着たけど
果たしてこの只の森で何をするんだろうか

リ「何もしねぇ」

『はぁ！？』

リ「お前だって用もないのにここに着てたんだろ？
だったら良いじゃねぇか」

何だその理屈は

気晴らしに来るのと、呼ばれて来るのとじゃ気持ち的に何か違うんだけど

『、、、まぁいいや
とりあえずそこら辺にでも座ろうよ』

立ったままというのもあれなので取り敢えずリヴァイと一緒に木の根に座る

『、、、リヴァイは兵士、、、なんだよね？』

リ「今更だな」

『所属は何処なの？』

確か、兵士の中で３つの団に分かれてて

憲兵団
駐屯兵団
調査兵団

私たち避難民のお世話をしてくれたのは駐屯兵団の人たちらしい

そして王に支えてるのが憲兵団

調査兵団は壁外に出て巨人と戦うらしい

エレンが昨日言ってた
明日は壁外調査があるって

リ「俺は調査兵だ
結構名が知れてると思ってたんだかな」

『そこに関してはごめん
全くリヴァイの事は知らない

でも調査兵なんだね、、、大変じゃないの？』

リ「まぁな、、だが生きてるだけマシだ」

そう言うリヴァイの顔はなんだか辛そうに見えて

多分沢山の仲間の死を見てきたからなんだろうなって思った

『リヴァイは、死が怖くないの？』

リ「死ぬのを怖がってたら調査兵なんてできねぇよ」

『でも死にたくないとは思うでしょ？』

リ「どうだろうな」

その顔は死にたくないって顔だよ

なんて言えなかった

リ「お前はどうなんだ？」

『私？』

リ「お前は死が怖いか？」

死、、、か、、、、

『どうだろう、、、

昔の私だったら怖かったのかもね』

昔の私だったら