そこにいた証【リヴァイ】 (ページ8)

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6.何が1番ページ8

立体起動装置を初めてつけた時に思ったのは
重いだった

そしてその次に感じたのは邪魔

この世界の人はこんなものを使わないと自由に飛び回ることも出来ないのだと

だけど、それ以上に衝撃だった事は

エレンが全くぶら下がれないと言う事だった

『エレンって思ってた以上に運動音痴？』

エ「んなわけねぇだろ！
なんでお前ら平然と出来てんだよ！？」

『だって、、、ぶら下がるだけだし』

ミ「エレンなら出来る、心配しないでも大丈夫」

ア「そうだよ、僕だって出来たんだから」

2人が一生懸命エレンを勇気付けてくれてるけど、当の本人にはほとんど意味がなさそうだ

それにしてもアルミンはえらく自分を下に言う癖があるけどなんでなんだろう？

3人は幼馴染だからそんなに自分を低くする必要はない気がするんだけど

エ「訓練するしかねぇ、、、」

ア「僕たちも付き合うよ」

そう言って、夕食の食器を持って立ち上がる3人

『あ、ごめん、私用事があるから無理だわ』

この後リヴァイに会いに行かないと削がれるらしいし、約束したからには行かないと

エ「用事？」

ア「Aもうそんな仲のいい友達ができたの？」

ミ「エレンの練習以上に大切な用事って何？」

エレンは純粋に用事が何なのかを不思議がってる様だけど、アルミンちょっと酷くない？
私だって友達くらいすぐできるし！

まぁまだできてないけど、、、

それにミカサに関してはエレンの事が最優先
それ以上に大切な事があるのはおかしいみたいな言い方、、、

本当、てんで性格の違う3人だよね、、、

『約束してたのはそっちが先だったかね
だからごめんね！』

このままだと用事の内容をしつこく聞かれそうな雰囲気だったから

3人を残してそそくさと食堂を後にした

そして人気とないところに向かうと

私は飛んだ

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