第3話 ページ19
Km「どうせ、ここに残っても、国に戻っても死ぬ。
それなら大好きなみんなのために、私が中に入る方がいいに決まってる！」
『何を言い出すんだ！あの中は時間が進まない、言わば、生きる人形なんだぞ？！
第一、私しか入れないのだ！そんなバカなことを考えるのはやめろ！』
涙をポロポロ流しながら必死に叫ぶ
いくら、生きるのが疲れたって、帰る場所が無くなって、この役目は私しか果たせない
km「私でも……出来るよ……」ﾎﾟｿｯ
まさかと思ったときには遅かった
カミーユは私の顔を両手で掴み近づける
ペロッと私の頬を舐めた
km「ん、、しょっぱいね…」
な、なぜそれを知っている…？
km「今度は誰も助けにこないのかもしれないけど…
うん！構わない！」
syp「カミーユさん！何やったか分かってるんすか？！それはほんまに覚悟の上なんすか？！」
カミーユは二ヒと笑い
km「分かってるよ、
ﾞAの涙で能力が使えるようになるﾞことくらい
ありがと！頑張って生きてね！！」
『カミーユ！！』
ｶﾞｼｬｰﾝ!ﾄﾞｰﾝ!
崩れ落ちてくる岩に目もくれず
一直線に水の方へと走っていく
ﾊﾞｼｬｰﾝ！
丸い水に飛び込んだかと思えば中のカミーユは幸せそうな顔で、眠るように目を瞑って浮いていた
ｶﾞﾝｯ!ﾄﾞｰｰﾝ!ｺﾞｺﾞｺﾞ！
どんどんと崩れていくにも関わらず、
私はその場でしゃがみこみ動くことが出来ない
syp「ほら、A！行きますよ！」
グイグイと私の腕を引っ張り連れ出そうとするが動かない
syp「っ！貴方までいなくなったらどーするんすか？！
カミーユさんの分まで生きるんじゃないんすか？！」
はっと目が覚める。
そうか…私がカミーユの分まで___
ｶﾞｼｬｰﾝ！ﾄﾞｰｰｰﾝ!
走って遺跡を出て、森を走る。
今、何かが倒れるような大きな音が、森を響かせた。
もう、入口は塞がって入れないだろう
それでも、私達は走った
「良かった………」
途中、カミーユの声が聞こえた気がして何度も振り返りそうになったが
ショッピが私の手を引き、走り続けた
もう、彼女と話すことは無いだろう
別れを告げるのはまだ早いのだろうか
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レオラルト(プロフ) - Re-んさん» 返信遅れてしまい大変申し訳ありません！！！ありがとうございます！！もうすぐ新作できるのでまたよろしくお願いします！！！ (2019年11月24日 20時) (
レス) id: 48d2fa8ae7 (このIDを非表示/違反報告)
Re-ん - 神作品ありがとうございました！！(爆音) めっっっっちゃ読んでて笑顔になれました…。他のもb((…登場人物も色んな顔があったり、ヤバかったです(語彙力皆無)。 これからも頑張って下さい！応援しています。 (2019年11月10日 17時) (レス) id: 582bb38728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオラルト | 作成日時：2019年2月24日 13時
