#21 いざ浅草へ(*) ページ26
*紗夜菜様リクエストありがとうございます
(遊園地デートとのことだったので大正にもあった花やしきを舞台としていますが当時はアトラクションがありません。内装は現在と同じ設定でお願いします)
『 これが有名な花やしき!ハイカラですね!』
「そうだな」
『でも義勇さんもこういう物に興味があったとは意外です 』
「いや…」
以前炭治郎達が俺の屋敷を訪ねてきた時に話題に挙げていたから来たいのかと思っていたのだが。
とりあえずAが喜んでいるようで良かった
『じぇっとこぉすたぁ? 』
「なんだそれは」
『 外国の乗り物らしいですね。
うわ、説明にとても速いって書いてありますよ』
「速い?鬼の攻撃よりもか」
『 多分そういう事じゃないと思います』
係員「しっかりと安全具を固定してくださいね」
『なんだか緊張しませんか 』
「いや、特に」
これは俺が乗ってもいい物なんだろうか
先程から色眼鏡で見られているような気がする
そもそもこういう所は雰囲気が合わない
『 あ、動き出しましたよ』
「これが速いのか?」
『多分加速すると思…うわっ !?』
「風が強い」
下り坂に差し掛かった途端とてつもなく早くなった。後ろからは叫び声が聞こえる。なるほど、確かにこれは鬼よりも速そうだ
『 こ、これ落ちないんですかね!というか普通に速いし高い!』
「大丈夫だ」
『 あぁ…なんか初めての感覚だった』
「髪結がほどけなくて良かった」
『 えぇ、気にするとこそこですかね?』
「それよりも腹が減った」
『そうですね…うん?くれーぷですって! 』
「くれーぷ」
そういえば甘露寺がそんな物の話をしていたような。何やらとてつもなく甘く、果物などが入っているらしい。…あと値段が高い
『 でっか…』
「これは1つで十分なんじゃないか」
『こういうの食べられます? 』
「美味ければ」
『 いや、義勇さん口小さいから』
「何だと」
『あぁ、言わんこっちゃない 』
「無理だ。これは大食漢でも口が開かない」
『くりーむが…とりあえず口の周り拭きましょう 』
「べとべとする」
『 普通に隣接してる食堂にしましょうか』
「あぁ」
(続きます)
84人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆめまき(プロフ) - 紗夜菜さん» リクエストありがとうございます!採用させていただきますね (2020年3月4日 20時) (レス) id: 63150a678f (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜 - 遊園地デートとかどうですか?遊園地ないと思うけど (2020年3月4日 12時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
独り身ベア(プロフ) - ゆめまきさん» とても面白かったです!有難うございました!義勇さん可愛い・・・ (2020年3月2日 7時) (レス) id: 8d08b35300 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめまき(プロフ) - 独り身ベアさん» リクエストまで…!ほんといつもありがとうございます!かなり遅れてしまいましたが制作してみました! (2020年3月2日 3時) (レス) id: 63150a678f (このIDを非表示/違反報告)
独り身ベア(プロフ) - リクエストお願いしたいです!義勇さんと一緒に鮭大根を食べてほんわかする・・・みたいなのがいいです!お願いします!更新頑張ってくださいね!(ほんわか系好きな人) (2020年2月29日 18時) (レス) id: 8d08b35300 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆめまき | 作成日時:2020年2月8日 0時