月の姫

賑やかな朝 ページ14

私とゼノが一緒に旅をすることになった翌日

私達は賑やかな朝を迎えていた


ヨ「今日は少し冷えるわね」

そういうヨナの隣でシンアが震えている

ル「シンアも寒いの？」

あぁ 私もなんだか寒くなってきた


ゼ「青龍寒いのか？そういう時はなぁ 押しく
　 らまんじゅうするといいから」

シ「押しくら⋅⋅⋅⋅⋅⋅まん⋅⋅⋅⋅じゅう？」

プ「プッキュー？」

ゼ「押しくらまんじゅうってのはなぁ
　 ど〜〜ん！」

ゼノに体当たりされてシンアがごろごろと転がって行く


ゼ「泣いたら負けだから〜」

シンアも立ち上がってゼノに向かって走り出した

ゼ「おっ 来るか来るか〜？」

ゴロゴロゴロゴロ

ゼ「きゃーーー」


キ「そなた達、朝から騒がしいぞ」

ゼ「どーーーん！」

ドウッ
ゼノがキジャに体当たりした

キ「のおっ！なにをする！」

ゼ「ぽかぽかになる勝負だから 泣いたら負け
　 だから」

キ「負け……………………受けて立ーーつ！」

ゼ「わわわ 白龍右手は反則だからーっ！」



ジ「若者は元気だねぇ」

ル「楽しんでるんだしいいんじゃない？」

ヨ「それもそうね 楽しそう⋅⋅⋅⋅⋅」

ジ「じゃあ ルーナちゃんとヨナちゃんにはもっと体がぽかぽかになる大人の押し合いを教えて上げ(ハ「どーーん！」)」

ボキャ

ジ「今のはちょっと本気の拳だったね♥
　 ハク⋅⋅⋅⋅⋅」

ゼ「きゃー、白龍もうやめて〜」

ギャーギャーわーーわーーっ

ユ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


ユ『静かにしな！珍獣共‼』

ぴたっ
一瞬で静かになった

ユンすごっ！


ゼ「おっかねぇ坊主だなぁ」

ハ「俺らの中で一番発言権のある自称天才美少
年のお母さんだ。覚えとけよ、うまい飯にありつきたくば」



ユ「そして注目！
　 え〜 ようやく当初の目的である四龍(もと
　 い五龍？)が揃いました」

わーーーーっ パチパチパチパチ

ユ「そこで俺には気になることがあります。イクスの予言です」

ハ「そんなのあったか？」

ユ「あったの！」


ユ「兎に角！これから俺達はイクスの所に向かいます」

ハ「あのボンクラ神官が心配だもんな」

ユ「そんなんじゃないよ！」

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