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「すっげーショック受けた顔してる」
「それで、何か用ですかね?」
「嫌味な態度じゃねーか。何様?」
「いや、何様でもないよ…早く言ってくれないとチャイムが鳴っちゃうじゃん」
「あーそっか、お前真面目ちゃんだもんな」
腕時計をチラッと確認すると、あと3分しかない
「いいからっ!早く!」
「お前さ、こんなこと言ったら怒るか?」
「何を…――」
「誰にも邪魔されずに、お前の顔見たかった」
「っ…――」
不意打ち…だ
ただでさえも赤かったはずの顔がさらに赤くなったのが分かる。
「…ほら、もう用は済んだから…教室戻れよ」
「う、うん」
戻ろうと体を翻したあたしの腕を何故か掴んだ大海弥くん。
「あと…昼…またココ来いよな。来ねーとどうなっても知らねーから」
それだけ言ってすぐにあたしの腕を離したけど
熱い
今掴まれたとこが、異常なぐらいに熱い。
「チャイム鳴るぞ」
「あ、うん」
その一言に焦ったあたしはまたもや必死で走り始めた。
時間よ止まってください。
せめて、この顔の熱がひくまでは…
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夢叶(プロフ) - ざわちゅうさん» ありがとうございます(´∀`*)お名前と同じですねww…ざわちゅうって言葉出してましたか?(^_^;) (2012年7月23日 23時) (携帯から) (レス) id: fccec6d73b (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - ふうみきさん» えっ、お上手だとか…てれr(( ケータイ小説ハマってるんでその影響出てるかもしれないです^^;でも、褒めていただきありがとうございます!! (2012年3月29日 18時) (レス) id: b5f5af4019 (このIDを非表示/違反報告)
ふうみき - 小説を書くのがお上手なんですね〜プロの携帯小説みたいです** (2012年3月29日 9時) (レス) id: 0c659a6204 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - ぺどう沢さん» そんな人がいるなんてうらやまs((キュンキュンしていただきありがとうございます^^ (2012年3月28日 22時) (携帯から) (レス) id: fccec6d73b (このIDを非表示/違反報告)
ぺどう沢(プロフ) - 好きな人の性格に似てたところがびっくりしましたwww何か・・・キュンキュンきちゃいました/// (2012年3月26日 15時) (レス) id: 5e2d8de545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢叶 | 作者ホームページ:http://ameblo.jp/kagurakamuisougo/
作成日時:2012年2月26日 0時