【文豪ストレイドッグス】包帯無駄遣い装置とちびっこマフィアの部下は羅生門と同じポートマフィア構成員でした

その頃の探偵社1 ページ45

武装探偵社では先日から妙に機嫌が良い与謝野を社員達は不思議そうに見ていた。




宮「与謝野さん何か良いことでもあったのですか？」

与「何でもないよ」

ナ「ナオミ、気になりますわ」

江「じゃあこの名探偵が謎を説こう!!―『超推理』」




社員である江戸川乱歩の推理は百発百中。与謝野はバレるのを諦めていた。




江戸川がいる限りばれてしまうから。




江「…先日の雨の日、包帯を巻いた人に会っていたね…扶けられたとでも云うのかな」




与謝野はｻｧｰと血の気が引いて来るのがわかった。




宮「誰なんですか包帯を巻いた人って」

国「太宰じゃないのか」

太「確かに私は包帯をしているけどその日私は川で入水していたから与謝野先生には会っていないよ」




太宰はそう云うと中島は心当りがあったらしく恐る恐る言葉を紡いだ。




敦「あの…それって夏目（名前）ですか…？」

国「何ッ!?それは本当か与謝野先生!!」




社員全員が与謝野を振り返ると諦めたのか口を開いた。




与「…そうだよ」

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