【文豪ストレイドッグス】包帯無駄遣い装置とちびっこマフィアの部下は羅生門と同じポートマフィア構成員でした

医務室で ページ28

あれから一週間後。




集中治療室から医務室に移った（名前）は本を読んでいると外の方からﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯと音がするのが聞こえ、ｶﾞﾗｯという音がし振り向くとそこには芥川の姿があった。




芥「（名前）大丈夫か!?」




血相を変えてベッド脇のパイプ椅子に座る龍は凄かった…今まで見たこともない表情だ。




貴「あー うん大丈夫 只、自動式爆弾食らって地雷踏んでそれと同時に倉庫全体に仕掛けてあった爆弾もろに食らって鉄骨の下敷きになったくらいじゃ大丈夫だよ」←

芥「おい それかなり大丈夫じゃないだろ」←




平気な顔で本を読んでいる本人だが一週間前は結構な重体だったのだ。




樋「夏目先輩お花変えますね」




ひょこっと医務室に顔を出した樋口は花をもって云った。




貴「ありがと一葉」

芥「!?」




ﾊﾞｯと樋口の方を向く芥川は（名前）に向かってﾆｺﾆｺしながら答え花を変え始めた。




中「あれだけの怪我の後誘拐されるってどんだけだよ 一週間前は生死をさまよってたくせによ」




中原が医務室に入ると開口一番に云うので（名前）は目を反らした。




中「ま、あと二日も立てばいつも通りに任務に行けるってよ」




その事について樋口と中原は喜んでいたが芥川は何かを深く考えているようだった。

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