【文豪ストレイドッグス】包帯無駄遣い装置とちびっこマフィアの部下は羅生門と同じポートマフィア構成員でした

羅生門と虎2 ページ17

私は人虎に向かって云った。




貴「もうすぐこの密輸船は沈むけど どうする？まだ闘う？もっともなのは此処から素早く逃げた方がいいお互いにね」

芥「うっ…」


貴「龍動いたら傷に響くよ で。どうする…と云っても選択肢はないか…」




目が覚めたであろう鏡花が私の所に駆け寄った。




敦「!?鏡花ちゃん」




私は鏡花に目線を合わせると頭を撫でた。




貴「いいよ行きな 鏡花は探偵社の方が向いてる紅葉さんには私から説得するからさ」




次に人虎の方に目を向けた。




貴「待たせてるんでしょ、行きなよ」

敦「…嗚呼、行こう鏡花ちゃん」




人虎は鏡花の手を引き走っていった。




貴「帰ろう龍…もう密輸船は持たない」




予備ようのボートがあったはずだ、私は龍を連れてボートの所まで行き密輸船から離れた。




移動中に龍の怪我を夢十夜で治していると顔を上げて龍が云う。




芥「僕はもういい…それより（名前）の傷を治した方がいいのではないか……跡が残るぞ」

貴「それがこの治癒だけは自分には出来ないんだ相手なら治せるのだけど…出来た」




完全に治した…帰ったらシップ貼ろうかな…

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