今日のわんこ 92号 ページ6
真一「今から第一回Aさんエピソード大会を開く。」
真一は仁王立ちで言うと、真二と歪は真剣な顔で拍手をする。
真二「」パチパチ
歪「」パチパチ
※彼らは至って真剣です。
しばらく3人で見つめあっていると、ノック音が聞こえてドアからAが顔を出す。
A「飲み物持ってきたわよ。あと、おやつ」
真一「ありがとうございます。歪」
歪「はい。」
真一の合図で歪はスッと立ち上がると、ドアの向こうにいるAから飲み物とおやつを乗せたお盆ごと受け取る。
おやつはポテトチップスが深皿に盛られていて、それを軽く見つめるとそのまま1枚詰まんで口の中に入れる。
歪は真剣な顔でAに言う。
歪「美味しいです。」
A「はいはい。お風呂時間が始まる前には済ませなさいよ。」
歪は返事代わりにその場でおじきをすると、静かにドアを閉めた。
A「(儀式でもするのか?あの子達)」
歪は静かにテーブルの上にお盆を置くと、また元に居た場所に座る。
真一「それじゃあまず俺からAさんが無陀野と殺り合った話をしよう。」
歪「はい!Aさんの勇姿を教えてください。」
真一「あぁ。無陀野と殺り合ったのは今から4年前のことだ。」
4年前(真一視線)
俺らは田舎の桃太郎機関に所属していて珍しく都会からの応援を頼まれた。
【東京都の○○区にて鬼を捕獲。現在、拷問をしている。見張り役と戦力を高めるために応援を願いたい。】
当時の俺らは他の部署にしかも都会からの応援が初で張り切っていた。
その当時、副隊長だったAさんは俺らに鬼の見張りを頼んだ。
A「真一、真二。あなたたちが見張りをして。何かあったらすぐに連絡と報告。鬼が攻めてくるかもだから気は抜かないように。」
真一&真二「はい!」
A「隊長。他にも見張りを何人か置いておきたいのですが…。」
現場にいるのもあってかAさんはいつもよりも真剣に集中していた。
だが、当時の隊長はAさんとは真逆に自分は何もしないでいつもAさんに押し付けてばかりだった。
それだけじゃ飽き足らず、Aさんの周りの信頼性や慕われているのが気に食わないらしくいつもAさんに嫌がらせをしていた。
隊長「見張り程度二人いれば充分だ。そんな何人もいらん。」
A「ですが、もしものときがあっては2人だけでは鬼の対処ができません。」
Aさんの判断は正しい。
でも、隊長はその意見を払い除ける。
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カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…!! (3月31日 9時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方!あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ!でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます!!もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*`・ω・)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話!!おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください!応援してます!! (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…!!(///∇///)これからもまだまだ続きます!! (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2024年1月28日 21時