今日のわんこ 114号 ページ38
A「それでは失礼します。……ふぅ…。」
Aは第8部部隊の隊長室からゴミを無事回収すると、それを台車の中に置いた。
台車はもう十分なほどに溜まっており、そろそろ乗せるのも限界になってきた。
歪「台車…いっぱいですね…。」
A「そうね…。あと、残りの階は私が持つよ。」
歪「いや、僕が持ちます!」
ついに9階まで来たAたちは一成たちの部屋へと向かった。
だが、二人もこれから移動させようとしていたらしく双子の両手にはごみ袋があった。
A「部屋で待っててもいいよって言ったじゃない。」
少し駆け寄って双子のところへ行くと、歪もその後に続く。
一成「いえ、Aの手を煩わせるわけにはいきませんから。」
ニ成「すみません、いつもだったら一階まで行ったんですけど2日後の鬼捕獲による書類を書いてて…。」
A「だから、いいわよ。私のことは気にしなくていいから。」
歪「ゴミ預かります。」
そう言って手を伸ばした歪を見て双子は歪の頭を撫でる。
ニ成「お前が代わりにAさんの手伝いをしてくれたのか。偉いぞ。」
一成「あぁ、ありがとうな。歪」
歪「♪はい!」
頭を撫でられてご機嫌になった歪に微笑みながら双子の鬼捕獲計画について聞く。
A「一成たちも鬼の集落に行くのね。多分戦闘経験がないだろうけど、暴走もあるから気を付けて行くのよ?」
ニ成「はい!ありがとうございます!」
一成「恐らく夕方までには帰れるはずなので、普段通りにお風呂の準備や夕飯の準備をしてくれて構いません。」
A「うん、分かったわ。……じゃあ、行くか…。最後のゴミ集め…。」
Aは少し行きたくなさげな表情に察して双子は「「手伝いますか?」」と言うがA「いや、いいよ。時間も遅いしもう休みな。」と気持ちを受け取るだけだった。
歪「?どうかしたんですか…?」
A「ん?んー…ある意味こっからが大変というか…。」
歪「?」
10階
所長「えー…と…研究材料の死体12でしょ?あと肝臓くんと脳ミソちゃんと胃袋さん。あー…肺先生はどうしようかな…。うーん…」
血生臭い空間の中、楽しそうに臓器たちを握り締めて断捨離する所長。
歪は死体たちをねじ曲げた布(歪の部屋のベットシーツ)で持ち上げ、私は大きいバケツに臓器が沢山入ったものを両手で持ち上げてこの中身に体を震わせていた。
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…!! (3月31日 9時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方!あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ!でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます!!もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*`・ω・)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話!!おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください!応援してます!! (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…!!(///∇///)これからもまだまだ続きます!! (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2024年1月28日 21時