今日のわんこ 85号 続き ページ46
髪が完全に乾ききってからドライヤーを片付ける真二に歪は「ありがとうございます。」と礼を言う。
真二「おう。」
歪は密かに思っていたことを言ってみる。
歪「なんだか真二さん、お兄ちゃんみたいですね。」
笑顔でそう言うと、何かが落ちた音が部屋に響く。
真二の方を見ると、足元には先程まで使っていたドライヤーが転がっている。
真二は目を丸くして歪を見つめている。
歪「真二さん?(あれ、僕悪いこと言っちゃったかな…。)」
すると、足早で歪に近づく真二。
真一と真二は双子。
双子だから二人とも持っているものが一緒。
どちらかが欠けていること、どちらかが持っていないことはほとんどない。
だけど、真二だけ持っていないものがある。
それはもう手に入らないに近い。
真二は力強く歪の肩を掴む。
真二「お前、今日から俺のことお兄ちゃんって呼んで良いぞ…!」キラキラ
歪「?…??」
真二は長年の間、弟という存在を欲していた。
"幼い真二「欲しい!欲しい!僕も弟欲しい!!」
母「コラ!ワガママ言わないの!」
幼い真一「お兄ちゃんがいるから…。ね…?」
幼い真二「やあぁぁ〜(泣)」"
それからも…
真二「歪、お兄ちゃんコーヒー淹れてやったぞ。」
歪「え…あ…ありがとう…ございます…。」
真二「歪!お前の書類、お兄ちゃんが片付けといたぞ。」
歪「え!いや…真二さん…。そこまでしなくても…。」
真二「遠慮するな!お兄ちゃんに任せろ!」キラキラ
真一「じゃあお兄ちゃん、こっちの仕事もやってくれ…。」
真二「やだ。」
久しぶりに書類が大量に来て死にかけている真一を無視にあと数日くらい真二は歪に離れなかった。
A「いい加減にしなさい。歪が困ってるでしょ。」
真二「すみません…。」
数日後、脳天にたんこぶができて正座をさせられている真二とAの後ろに隠れている歪を見かけたとか…。
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます!(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは!私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)??*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます!😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2023年12月9日 11時