今日のわんこ 49号 ページ5
辺りはすっかり暗く、時刻は大体22時頃。
岼の腕の中でAはひたすら飲酒を拒否っていた。
A「いや、すみません。私、お酒ダメらしくて…!」
岼「なんでよ!!私の酒が飲めないって言うの!?」
A「アルハラってご存じです!?」
首を固定されて目の前には酒が入った紙コップ。
A「…っ離してください!」
岼「いやよ!飲むまで絶対離さない!」
ついに紙コップを口につけられ、傾いた際に迫る酒が口の中に入っていく。
A「〜〜〜!!」
岼「ほらほらぁ…抵抗はやめて飲んじゃいなさぁい…楽になれるわよ〜…。」
キッチン2「あぁ!ちょっと!」
キッチン3「桃脇副隊!よりにもよって一番飲ましちゃいけない奴に!」
酒が通ったと言われたかのように喉が熱くなる。
A「ん…。」
Aは酔いが回ったのか、顔を赤くして岼に寄りかかる。
岼「どーよ!美味しいでしょ!私が大切に取っておいたお酒…」
すると、Aは突然身体を起こして岼を見つめる。
A「……。」
岼「…A…?」
キッチンズ「(まずい!)」
キッチンの隊員たちは急いでその場にいる歪と双子の目を塞ぐ。
歪「!!」
真一「ちょ…!」
真二「なんだよ!離せ!」
キッチン1「すみません!ちょっとこれから刺激が強いのが…」
キッチン2「ほんの少しだけ我慢しててください!」
キッチン4「まだお若い3人にはこの光景は早いので…!」
そんな状況を無視にAは岼を襲う。
A「岼さん…」
岼「ちょ、待って…A…落ち着きなさい…。私たち、そういう関係じゃ…!〜〜っ!!〜〜〜〜!……っ…っ…。」
岼が暴れる音だけが3人に伝わり、見えない状況に混乱する。
真一「!なんだ!!」
真二「Aさん!どうかしましたか!?」
歪「?…!?…!?…?」
最後に何かが倒れる音がしてキッチンズは3人の目隠しをやめる。
そこには顔を赤くしてAを見つめる岼とその傍で倒れてるA。
歪「Aさん!」
Aは顔を真っ赤にしながら眠っていた。
キッチン1「すみません!うちの馬鹿が…。桃脇副隊…大丈夫ですか…?」
岼「…大丈夫じゃないわよ…今日は飲みすぎたわ。先にお暇させてもらうわ。」
キッチン4「は、はい…。」
岼「(あの子…今までしてきた男達よりも一番上手かった…危うく気絶するとこだった…//)」
岼は口を押さえながら自室へ戻った。
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? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます!(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは!私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)??*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます!😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2023年12月9日 11時