今日のわんこ 76号 ページ34
歪もAのベットに入り、シーツの擦れる音だけが空間に広がる。
歪はAの枕の横に自分の枕を置くと、Aも入れて掛け布団をかけようとするがAはベットから降りようとする。
歪「ダメですよ。ちゃんと寝なきゃ」
歪はAの手首を掴んでゆっくりと一緒の掛け布団をかけて体もゆっくり倒す。
A「…いいよ。私は、眠くない…。」
普段と変わらない表情だが、瞳の奥は何かに対する恐怖が映っている。
そんなAに歪は抱き締めていつもみたいに頬を炉に擦る。
A「歪?」
歪はAの背中を1テンポでトントンと叩く。
歪「大丈夫ですよ。僕が怖いのから守ってあげますから。」
A「…ちょっと…。」
気づけば、Aは眠っていてそれを確認すると歪はAの髪を退かして首もとを覗く。
Aの首には刃物で斬られたような傷痕がうっすらと残っていた。
歪「(鬼にやられた傷…。)」
歪はゆっくりとその傷痕をなぞって眉にシワを作る。
歪「」
抱き締める力も少し強くなる。
歪「(もうこれ以上Aさんを傷つけさせない…!護ってみせる…!)」
A.M. 5:20頃
いつも4時起きなのもあってかどうあがいても早めに目覚めてしまうA。
A「っ…(さっむ…。)」
何度寝返してもまた起きるの繰り返しで観念して起きる。
横には歪が毛布を抱き締めて眠っている。
歪はよだれを「Aしゃ…」と言っている。
A「(よだれ垂れてる…。…トイレ行くか…。)」
Aは歪を起こさないようにベットから降りてカーテンも音を立てないようにくぐる。
そこでは大の字に寝ている真一を踏まないように医務室を出てその出入り口でも廊下で邪魔になるほど大の字で寝ている真二にも足元を気を付ける。
お手洗いを済ませると、危険な目に遭わせた桃太郎のことを思い出す。
A「(そういえば、なんで情報がバレた?私に関する情報は全部深夜が揉み消してくれてるはずだろ…。)」
深夜…本名は桃巌 深夜。東京都の東京タワー地下にある桃太郎本部で第6部隊隊長を勤めているズル賢い奴だ。
以前出会って互いの利益のために手を組んでいた。
深夜は上の人間の弱みと金。
私は私に関する全ての情報をどこにも漏らさないのを依頼に。
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? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます!(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは!私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)??*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます!😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2023年12月9日 11時