今日のわんこ 71号 ページ28
後輩が家に訪れてからそろそろ１ヶ月経ちそうな頃、Aはいつも通り下校をしていた。
今日は誕生日でもあって父親も家にいた。
A「お父さんお母さん、ただいまー」
その元気のある掛け声を発してからリビングで何か慌てるような物音がした。
A「？お父さん？お母さん？」
Aは靴を脱いでリビングに向かう。
ドアを開けると、奥には父親と母親が慌てて何かを隠すような動きをする。
お父さん「A…！早いな！」
A「うん、だって今日月曜日だから5時間目だけ。」
お父さん「おぉう…そうか…。」
お母さん「えっと…A。手は洗ったの？」
A「まだ。」
お母さん「なら、洗ってきなさい？」
A「うん、あ、ねえねえこれから友だちの家に遊びに行ってもいい？」
違和感のある雰囲気の中、そう訊くと父親は頷く。
お父さん「おぉ！いいぞ！子供は元気なのが一番だからな！遊んでこい！」
お母さん「夕方には帰るのよ…！」
A「うん！ありがとう！」
Aは手を洗ってランドセルを部屋に置くと、その足ですぐさま友だちの家へ遊びに行った。
数時間後
A「アハハハ！」
友だちの家で遊んで部屋に飾られている時計を目にする。
時刻は16時過ぎ。
A「(あ…)由美ちゃん、私そろそろ帰るね。」
由美ちゃん「うん！またね！」
A「うん！」
由美ちゃん「あと、誕生日おめでとう！」
A「ありがとう〜！」
由美ちゃん母「Aちゃん、また来てね。」
A「はい！」
Aは友だちと分かれて既に薄暗い外を歩く。
A「うぅ…寒い…。」
指先が赤い両手を擦りながら外を歩いていると、目の前に小さな白いものが上から舞い降りてくる。
上を見上げれば、ゆっくりと無数に広がった白いものが降りてきていた。
それを見てAは興奮する。
A「雪だ！」
この光景を父親と母親に見せたいという想いが足を速くする。
周りの住宅街からは淡い光が外から溢れていて更に雪景色が綺麗に思えてくる。
あっという間に家に着いて息が整うのが待てず、Aはそのまま家の玄関を開けた。
そのときのAは自分の家だけ明かりがついていないことに気がつかなかった。
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? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (
レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます！(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは！私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)？？*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか？💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます！😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか？💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2023年12月9日 11時
