今日のわんこ 66号 ページ23
隊員2「え…歪隊長も熱出したんですか。」
真一「あぁ…悪いんだが、歪の分の雑炊も頼む…。」
隊員2「はい。わかりました。」
隊員は真一の間から医務室の様子を伺う。
一番奥のベットでAと歪が仲良く眠っている。
Aはまだしもこの間熱を出して完全復帰した矢先にまた熱を出した歪に呆れ顔の真二と岼。
隊員は「Aにこっちのことは心配するなって伝えといてください。」を最後に歪の分も作るため急ぎ足でキッチンに戻っていった。
岼「全く…。」
真二「犬は飼い主に似るって言うけど、そこまで似なくて良いだろ。」
A「ゲホッケホッ」
歪「ｽﾞﾋﾞｯ…だっで…」
岼「あーもー、汚いわね。鼻かみなさい。」
真一「Aさん、食べれそうですか？口開けてください。」
A「自分で食えるって…ゲホッ」
しばらくしてから岼は自室で休むということで、医務室を出ていく。
A「今日はなんかいろいろとすみませんでした…。」
頭を下げるAに続いて歪も頭をペコリと下げる。
岼「良いわよ。何度も言うようだけど、しっかり休みなさい。それじゃあおやすみ。」
A「おやすみなさい。」
岼が医務室を出てからも真一と真二は引き続き二人の面倒を見る。
真一「Aさん、薬は飲みましたか？」
炉「うん…。」
真二「お前も飲んだか？」
歪「……」コク
少し間を開いてから頷く歪に真二は歪の頭を掴む。
真二「嘘つけ。お前、飲んでないだろ…！」
掴まれている手を取って引き剥がそうとする歪の袖から何かが落ちる。
粉薬が入った袋が歪のベット下に落ちると、真二は歪に説教をする。
真二「やっぱり飲んでねぇじゃねぇか！飲め！！」
歪「苦いから嫌です！！」
そのあと、双子の手によって無理矢理飲まされた歪だった。
数時間前でも…
インフルエンザの可能性もあったので、Aを先に例の綿棒を鼻の奥に入れられる。
A「…っ」
「はい、もう大丈夫ですよ。次は…」
順番が回ってきた歪は医務室から逃亡を図ろうとするが、双子の手によって拘束される。
歪「うー…！うー…！！」
両手足を拘束されてもなお顔を背けて綿棒を避けようとする歪。
真一「コラ…！歪…！」
真二「暴れんな！」
何とか歪の検査も終わり、その頃には歪は半べそかいていた。
歪「……。」ﾂｰﾝ
そして、拗ねた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (
レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます！(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは！私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)？？*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか？💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます！😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか？💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2023年12月9日 11時
