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今日のわんこ 63号 ページ20

A「ん…。(あれ…ここ……)」

遠くにある天井が視界に入り、どこかからか岼の声がした。

岼「A…!起きたのね!」

A「ゆり、さん…。ここ……。」

視界がボヤける中、首を傾けて近くに寄る岼を見つめる。

岼は少しズレている掛け布団を直しながら説明をする。

岼「ここは医務室よ。真一と歪はこの件で緊急会議を開いてる。真二はキッチンの奴らと冷凍庫の食材の移動をしてるわ。」

寝ている間に大事(おおごと)へと変化していた事態にAは申し訳なさそうにする。

A「すみません…。私がしっかりしていれば…。」

岼「アンタは悪くないわよ。悪いのは貴方たちを閉じ込めた奴とその前に気づかなかった歪のせいなんだから。女の子が罪なんてもの背負っても可愛くなんかないわよ。とりあえず、私は他に食材を移動できそうな暇な奴を見つけてくるわ。Aはそこで大人しく寝てなさい。」

A「でも…(私も移動手伝わないと…。)」

言いきる前に岼の口から「副隊長命令。」と言われて体が固まってしまった。

岼「もっと周りを頼りなさい。それともアンタにとって私たちは頼れない程落ちこぼれかしら?」

A「っ、いえ!そんなことは…。」

岼はAの頭に手を乗せてゆっくり撫でる。

岼「なら、今とことん甘えて周りの奴らを頼りまくりなさい。あなたの悪い癖よ。」

A「……」

大人しく撫でられていると、岼は手を離してドアに向かう。

岼「良い?寝てるのよ!」

A「分かりました…。」

もう一度釘を刺す岼に対してAはほぼ完敗状態で素直に頷くことしかできなかった。

医務室はA以外誰もいなくない状態で静まり返った雰囲気にAは心地よく感じ始めていた。

A「(眠い…。)」

重たくなる瞼を素直に閉じて睡眠に専念する。

完全に眠りについた頃、医務室に1人の桃太郎が来ていた。

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? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます!(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは!私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)??*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます!😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45  
作成日時:2023年12月9日 11時

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