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嫌な予感 ページ10
ポートマフィアの拠点に戻り、中也に会った。
『中也、ミミックの奴等捕まったって？』
「あぁ、太宰の部下が地下に連れてってた。直に拷問して敵の情報を引き出すはずだ。」
『分かった。私はそっちに行く。相手は一筋縄で行く相手じゃない。』
「あぁ？わざわざ手伝うのか？太宰にやらせとけ。」
『太宰だけならどうでもいいんだけど、織田作がミミックの案件をボスから命令されてる。銀の託宣を渡されてる位だ。』
「はぁ？！あんな物をただの下級構成員にか？」
『確かに織田作は強いけど、なんか嫌な感じがする。ボスの不可解な行動に織田作が巻き込まれてるから、私は早くこの案件を片付けたい。』
Aは過去の経験から、ボスは最善の結果を導き出す為に犠牲を問わない人だと理解している。
『ボスが何を考えているか分からないけど、何にせよミミックの情報は必要だ。』
「…分かった。気を付けろよ。」
『…うん。』
そう言うと急いで地下へと向かった。
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作者名：クロ | 作成日時：2019年7月13日 1時
