観客 ページ46
これでいいだろ？楽園物語っつの。
「仕事中、失礼します！只今より、20XX.06.08.15:YYにより彼女の位置情報が発見したとの報告が入りました。」
Lau「あいよーっと！」
AIは第四の壁を突き破り、観客席でウロウロと付き纏っているだろう。
pe「……ユウさん？」
手を一方の腕を当てる彼女を見たぺいんとは、傍から見てとても可憐で、おしとやかな雰囲気。
彼女の勇姿を尊重したくても、本当は守ってあげたい存在だった。
ユウ「ぺいんとさん、あの…。あのね…私、わたし……。
一緒に行けない。」
彼女、ユウはこの舞台から降りなくてはならいのであった…。
そう告げられた時、ガラスが破れるような音がした。
分かってた…。
もう分かってたんだ…なのに。
そんなの嫌だ。
pe「ユウさん…俺！」
ユウ「ごめんなさい…。」
どうしてユウさんが謝るの……？
どうしてユウさんは、一人で抱えるんだよ…。
俺ら、仲間だろ…。
『「ユウは悪くない。」』
si「…ユウさん？」
ユウ「しにー…。貴方と友達でいてくれて、本当にありがとう。」
震える目で、一人一人を見つめて感謝を告げるユウさんは…。
『「ユウに取り憑いた夢魔が、俺たちの心を奪おうとした。」』
ユウ「クロノアさん…。私も素敵な師匠がいてくれて本当に嬉しかったです。」
静かに涙を流して、無理に笑おうとしていた。
『「悪魔の魅了に踊らされる厄介な体質。」』
ユウ「トラゾーさんもイナリさんも…。なんだかお父さんとお母さんみたいで、幸せでした。」
もし、本当のP.K.S.T団のメンバーだったら…。
もし、ユウさんが同じ世界だったら…！
何度も何度も頭から離れられなかった。
こんなにも…こんなにも悲しいものなんだ…。
ユウ「ぺいんとさん…。」
pe「当たり前だと思ってたんだ。また、明日遊んで、話して、飯食ってさ…。
俺たちの日常が、本当の別れを知らないでユウさんを追い詰めてたんじゃないんかって！」
いや、本当は知っていたじゃんか…。
ユウさんだって本当は既に、覚悟してじゃないか。
pe「だけど、ユウさんにも…。俺らと同じ家があるんだ…。だから……だから…！」
D.pe『「ユウを"最後"まで大事にしろよ…。」』
それでもユウさんのことが
大好きだから。
pe「最後まで、ユウさんのことを見送りさせてください！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
み〜と(プロフ) - リエさん» コメントありがとうございます！面白いだなんてもう所々ふざけていますが大変嬉しい言葉です。頑張ります！ (2022年9月5日 21時) (
レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
リエ(プロフ) - 面白いです！続き気長に待ってます！！ (2022年9月5日 20時) (レス) @page13 id: 6383860d99 (このIDを非表示/違反報告)
み〜と(プロフ) - たまさん» コメントありがとうございます！所々2434が出ていますが、3章が終わり次第登場させる予定です。サプライズかのように出てくるとやはり興奮しますね笑。これからも頑張ります(￣^￣)ゞ (2022年8月20日 17時) (レス) id: 5162af39c9 (このIDを非表示/違反報告)
たま - にじさんじ編かな…？aknくんとkiくん出てきた時点でもう最高すぎます…！🥰これからも頑張ってください〜！💪 (2022年8月20日 16時) (レス) id: b264faf2fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：み〜と | 作成日時：2022年8月14日 22時
