4日目 ページ8
日記さんへ、
今日も私の名前は、迷子のようです。
当分見つかる様子はないかも。
明日の風が、吹くことを願って。
「…もう、ない。」
それは何かというと、壁が全て絵で埋め尽くしてしまったのだから。
絵具の材料も、ゴミ箱や袋の中から漁っても見つからない。
彩りのある材料を擦り付けて水彩絵具にしたり、
衣類の糸などを使って、絵具の代わりに壁を貼ってつけたりしてた。
身体中が痒くも痛くも何も感じない。
昨日、二人の女のような綺麗な皮を憧れる。
「何を言っているのだろうか、私は。」
比べて自分の皮を見ると、痛々しく鬱々とした青紫色の絵具が塗っているではないか。
私は思わず、口角が上がった。
嘘つきな人間に似合う色だから。
今日は、金髪の男が来ない。学校か。
gr「本当なんだぞっ！」
始まったよという顔をした、茶髪に少しロン毛で可愛らしいリボンで止めた友人のオスマン。
同じく隣にいる艶やかな黒髪に眼鏡を着用したトントンは、彼、グルッペンを無視して課題に集中していた。
gr「あのボンクラ共には分からないもんかね！？
あの絵は実に美しいものだと何度も何度も何度も何度も、頭の中回転寿司状態から抜けられないほどの素晴らしいのにっ！！！」
os「はぁ…？(何言ってんだコイツ。)」
gr「オス氏はどう思うかね？？？」←
os「今の呼び名で回転寿司を引っ張らないでよ。」
五月蝿いなぁと溢したトントンは、筆をとめてため息をつく。「課題に集中出来んわ。」と注意する。
os「課題言うてるけど、それまだ習ってない奴やな？」
tn「予習は俺にとって課題のようなもんですぅ…。
あとこの課題は俺の恋人のようなもんや…ってあれ、どこ行ったんや。」
os「その恋人が今、あの5歳児に紙飛行機にされとるで。」
校内に爆発音なような響き渡ったのは、気のせいだ。
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ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - 凄く考えさせられつつ元気と笑いをくれる物語です。もう完結してから時間が経っているけどまたまた見に来ました。特に†聖騎士紅桜†のネタがとても好きです！！辛くてもこの作品を見ると元気と笑いが出ます！！ありがとうございます！！ (1月6日 6時) (
レス) @page45 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - すごく考えさせられる物語でした。僕も、色々なことが起きてたけど頑張ろう！と思える作品でしたこの話にあえて良かったです。ありがとうございましたm(_ _)m (10月18日 15時) (レス) @page45 id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜と | 作成日時：2022年12月3日 22時
