1日目 ページ5
日記さんへ、
私に明日があるなんて、実に幸運なことだろう？
艶やかな羽を持つ不幸を招く鴉が、私を見上げるの。
羽を一羽落として飛びだす姿。
その羽を拾って、まるで魔法の杖のように輝いた。
さぁ、夢を与えましょう？
『この世は不公平だ……。』と王になりたかった第二王子の獅がそう語っていたのは、正にこのことだ。
私は将来、総統として受け継ぐ者。
部屋に居てもつまらない。
友と過ごす時間は、学校内。
頬に染める生きた女に近寄られるのも、もううんざりだ。
そんな時、両親に許可を得て青空よりも雨の日に散歩したい気分だった。
そんな時だった。
ここは美術展か何かか？と目の前にある光景に驚いた。
「見てあの子。日に日にボロボロになってまで、絵を描いているのよ…。気持ち悪い！」
「まぁ、穢らわしい！バイ菌だらけな場所で何が楽しいのかしら？」
「化け物！化け物！」
「昔話に出てくる悍ましいシ了エガを聞いたことあるかしら？蠅のように集るとは、正にこのことねぇ…。」
……何を？
何を言っているのだ…？
汚い？穢らわしい？気持ちが悪い？
バケモノ？
それはなぜだ？
なぜ彼ら理解しない？
気づいたら私は、手に持つ傘を握り締めていた。
こんなにも心から怒りが込み上げたのは、初めてだ。
私はあの子を見てそう思わない、なぜならこんなにも…。
gr「美しいではないか…。」
彼らは見飽きたのか、直様去っていた。
この時、私は彼女に興味が湧いた。
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ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - 凄く考えさせられつつ元気と笑いをくれる物語です。もう完結してから時間が経っているけどまたまた見に来ました。特に†聖騎士紅桜†のネタがとても好きです！！辛くてもこの作品を見ると元気と笑いが出ます！！ありがとうございます！！ (1月6日 6時) (
レス) @page45 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - すごく考えさせられる物語でした。僕も、色々なことが起きてたけど頑張ろう！と思える作品でしたこの話にあえて良かったです。ありがとうございましたm(_ _)m (10月18日 15時) (レス) @page45 id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜と | 作成日時：2022年12月3日 22時
