7日目 ページ11
日記さんへ、
昨日は変な日常だったのを覚えてる？
今日はどんな日になるのか、予想してみて。
「……。」
何をしたらいいのかわからない。
何もさせてくれない。
その代わりに何故か、母さんや先生？という人に文字や数字の勉強を教えてくれた。
「息子から聞きましたよ。貴方の名前がないことも、
絵をよくお描きしていることも。」
紅茶のカップを丁寧な作法で一口飲む母さん。
最初は厳しかったけど、どこか暖かくて柔らかかった優しさというのを初めて感じた時だった。
昨日から、暖かいを覚えて。
今日は、柔らかい、優しいとのいうのを見つけた。
だけど、私の名前は見つからないまま。
「そこで主人と相談したのですが…。貴方を引き取ってまだ一か月も経っていないため、子供であろうと関係なく、テキパキ働かせていただきますからね。」
目を細くして冷たい視線が私を刺す母さんだけど、
父さん？はグルと同じく「我が家に新たな家族が出来たぞっ！」と喜んでいたのを頭に過る。
「け、決して娘が出来たからとい、いって喜んでるのではありませんから！」
視線を逸らす母さん、後ろにいたメイドさんはニコニコとしていた光景だった。
今日は、家族が出来た日だった。
日記さん、これは変な日常だと思う？
この感情は一体、なんだろう？
……そもそも私にいつから、感情なんて覚えたっけ。
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ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - 凄く考えさせられつつ元気と笑いをくれる物語です。もう完結してから時間が経っているけどまたまた見に来ました。特に†聖騎士紅桜†のネタがとても好きです！！辛くてもこの作品を見ると元気と笑いが出ます！！ありがとうございます！！ (1月6日 6時) (
レス) @page45 id: ee761176f2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - すごく考えさせられる物語でした。僕も、色々なことが起きてたけど頑張ろう！と思える作品でしたこの話にあえて良かったです。ありがとうございましたm(_ _)m (10月18日 15時) (レス) @page45 id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み〜と | 作成日時：2022年12月3日 22時
