【日常組】名もない日記4【d!】

不穏なお茶会 ページ47

〜wrwrd国-茶室〜

オスマンside


お茶会…誘いたかっためう。


でも今は、それどころやないねん。


ここにおる総統様に呼ばれたもんやからな。

gr「行かなくて良かったんか？」

os「そういう総統様も行かなかったんめう？」

gr「ふっ…まぁ、こうしてオスマン殿とお茶をしたかったのは事実や。」












os「…ほんまは？」

gr「流石やな、正直に言ってお前と話がしたかった。
Aを何度もお茶会に誘っていたお前は
何を隠してるんや？」

os「…なんの話や。」

gr「惚けるなよオスマン。お前はAと最後にここでいつも二人きりで話をしていたではないか。

兄である私に相談しろといつもAに話したが、仕方なくお前に頼んだんや。なぁ、オスマン殿よ。


Aは最後に何を隠して生きていたんや？」














os「Aちゃんはどうして、兵士になりたいん？」

A「私が産まれたからには、最後まで物語を導くためです。」


なんやねんそれ。兵士になりたい動機が全く当てはまらんのよ。この子は何がしたいん？まだ子供やし、

女の子…というてももう、大きくなってる。とっくに成人を迎えるはずの歳やで。


os「普通は、プリンセスを目指さないの？」

A「私はヒロインではありませんので。」

os「じゃあ、君は何者？まさか自分でモブとか言わへんよな？」

A「そのような"設定"は私にありません。」


ほらそれやそれ。その設定ってなんや…。


os「あんなAちゃん。君はもっともっと将来えらい美人さんになるんやからそんなロボットみたいなことを言わないで欲しいんよ。やから…。」


A「私はAIです。」








…………は？

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