今夜、夢で逢おう【名前変換オリジナル】

ep.4 ページ4

初回料金安かったし、指名も特にしてないし
これでいい感じに眠れたらラッキーだな







夜の21時、予約の時間だ。


sleepは家に来て、研究の末に編み出した良眠アロマと持ち前の癒しで良眠を提供するという。






どんな感じなんだろう。

気になるけれど、少しだけ不安だ


















――――――――――――ピンポーン






き、来た...













―――――――――ガチャ



「はい、乃木です」



















蒼真「初めまして！sleepスタッフの瀬川蒼真と申します！本日はよろしくお願いします！」













現れたのは黒髪マッシュの高身長爽やか系男子

歳は同じくらいか少し下か？

綺麗な顔しているなぁ...












「初めまして、お願いします！どうぞ...」


蒼真「おじゃまします」






ちゃんと掃除しておいてよかったー



危うく酷い汚物部屋に連れて行ってしまうところだった。







このサービスを利用する人は年々増えている。
だけれど私は初めてだ。




守秘義務があるからバレないだろうし、睡眠薬に頼るよりも全然マシなんだから








―――――――――――――――ガチャ






私は彼を寝室に案内した。
寝室に誰か入れるのは元彼以来だ...









蒼真「乃木さんは当サービス利用するのは初めてですよね」



「はい、今までは睡眠薬で何とかしてたので...」




蒼真「え！もっとご自身を大事になさってください！」





「は、はい」









な、なんだこの子...癒しオーラ？
なんだかぽわぽわしてる！！！















蒼真「じゃあ乃木さん、ベッドにどうぞ」







「はい...」










ゆっくりとベッドの中に足を滑らせる。

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