夢が叶ってしまいました。【stxxx】

1日目 ページ3

Aside
学校から帰ってきたら珍しく両親が家にいた。

いつもは朝早くから夜遅くまで仕事なのに...

まあそんな日もあるか、と思っていたら

玄関に置いてあるスーツケースに目がいった。

なんかあるのかな。お母さんに聞いてみよ〜

「お母さ〜んこのスーツケースなに？」

母「あ、A。私たち明日の昼から１ヶ月半海外だから。家のことよろしくね。」

「え？私は？」

母「ちょっといろいろあってね。Aは日本で待っててほしいの。」

「分かった。頑張ってみるね。」

母「そうそう、今日お客さんがたくさん来るからおしゃれしときなさい。」

「はーい、何時ごろに来るの？」

母「もうすぐ来るわよ。」

「あ、そうなの？すぐに着替えてくるね！」


着替え中…


「着替え終わったよ〜」

母「あなた本当にそのパーカー好きね。可愛いからいいけど。」

「これ気に入ってるんだよね〜！」

父「ほんとに可愛いよ。Aも服も」

「ありがとｗ」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ...

母「あ、来たみたいね。出てくるから待ってて。ほらお父さん！来たわよ！」

父「わかった。今いくよ。」

両親にお客さんなんて珍しいな、どんな人なんだろ

怖い人じゃないといいけど。

「「「「「「初めまして！」」」」」」

玄関から声と足音が聞こえる。

もしかしてめっちゃ人多い？そういやたくさん来るって言ってたような...

？「この部屋ですか？わかりました！お邪魔しまーす！」

？「あ！もしかしてこの子？」

？「Aちゃんだよね？よろしく！」

なんだなんだ？人多いぞ？

それに聞いたことある声...

まあそんな訳ないよね、夢の見過ぎだな

？「とりあえず自己紹介しよっか！」

「莉犬と？」

「ジェルと？」

「るぅとと？」

「ななもりと？」

「さとみと？」

「ころんでーす！」

「せーの？」

「「「「「「すとぷりでーす！」」」」」」



「...え？」






どうやら私、夢が叶ってしまったみたいです。

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