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#04(1) ページ7

セブルス「ここだ」




A「わぁ…お城みたい」




セブルスに連れられて一緒に中へ進むAは不思議そうに周りを見渡した
小鬼と目が合い、咄嗟に目を逸らす




やがて奥のカウンターへ着くとセブルスが小鬼に声をかけた。




セブルス「Aの金庫から金を取りに来た」




小鬼「鍵はお持ちでいらっしゃいますか?」




目の前で進む二人の会話にAは心の中で首を傾げた
“金庫”と呼ばれるものを知らないし持っていた記憶もない。




先程セブルスがローブを貸してくれたことがうれしく深く考えていなかったがよく考えれば“銀行”というものがどういう場所なのか分かっていなかった




セブルス「ぼっとするな」




A「!はい」




いつの間にか会話が終わっていたらしい
先程とは違う小鬼の後をセブルスとAは歩いた




開けてくれた扉の中へ入るとそこは松明に照らされた細い石造りの通路だった




急な傾斜が続き、床には線路がついている。




小鬼が口笛を吹くと小さなトロッコがこちらに向かって元気よく線路を上がってきた
小鬼が乗り、セブルスが乗り、Aも続いて乗った。

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理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年8月29日 10時) (レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトキャラメルラテ | 作成日時:2022年3月7日 16時

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