8話 ページ10
トントンさんに怒られながら、青髪は謝ってきた。別に気にしてないけど、ヘラヘラしながら謝っているのを見ると多分反省はしてないな。
ut「そう言えば、自己紹介してなかったな。僕は鬱って言いますぅ。大先生とか呼ばれてるで！よろしゅう。」
「鬱さんですか。僕はAって言います。よろしくお願いします。」
そう言うと、鬱さんはう〜んと首を傾げた。はて、なんだか失礼なことでもしてしまっただろうか。トントンさんに、"助けてください"という目線を送るも、トントンさんはよく分かって無さそうでむしろ早く食堂に行きたそうだった。仕方ないから自分で鬱さんに聞くと返ってきたのは意外な返事だった。
ut「A君なぁ〜。ちょっと硬いねんな！」
「硬い…？でも鬱さんは幹部ですし。」
ut「まぁ、確かにそうなんやけど。A君だってお客さんなんやから。もっと軽くてもええんよ？ほら大先生って呼んで♡」
鬱さんは語尾にハートを付けながらそう言った。確か、トントンさんは鬱さんのことを女たらしって言っていたけど男であっても同じなのだろうか。そう思ったがトントンさんが「気持ち悪ぅ！！お前こそ、男にも手ぇだそうとしてるやんか！」と言っていたので恐らく普段はこんな事はしないのだろう。
ut「いや、ちゃいますやん！トンちも思ったやろ？A君、めっちゃ美人さんやん！これが男なん、ほんま勿体ないわ！」
まぁ、流石の僕も男に手ぇ出す趣味は無いけどな、と鬱さんはヘラヘラ笑った。正直ビックリしてしまったが冗談のようだ。ほっとすると力が抜けたのか僕のお腹がぐぅっと音を立てた。恥ずかしい。顔が赤くなるのを感じた。
ut「ごめんなぁ、引き止めて。今から食堂行くとこやったでしょ。あ、僕も一緒に行ってもいい？」
tn「そりゃお腹減ったよな。今から行こか。」
そう、二人はこっちに笑いかけてくれた。対応が紳士……！二人に返事をしながら僕は思った。
なるほど、こりゃモテそうだ。
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わんぱん - 待って好きだ…ご馳走様でした(^o^) (2020年8月16日 18時) (
レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
ロード(プロフ) - 因幡さん» 早めに知ることで、夢主ちゃんにとって"特別な人"感を出したくて教えちゃいました…！面白くなるように頑張るので、これからもよろしくお願いします！ (2020年6月28日 9時) (レス) id: b24e049306 (このIDを非表示/違反報告)
因幡(プロフ) - …snさん…なんでそこで教えちゃうんですかぁ〜もうちょっと後のほうが面白いのになぁ〜 (2020年6月28日 1時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
ロード(プロフ) - 零斗さん» 更新しながら、面白くなっているか不安だったのでそう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます。グルッペンさんですね！他にいらっしゃらなかったらグルッペンさんで進めていこうと思います。 (2020年6月18日 21時) (レス) id: b24e049306 (このIDを非表示/違反報告)
零斗 - 最近見始めたのですが、とても面白かったです！落ちはグルッペンがいいです。よろしくお願いします。これからも更新頑張って下さい！ (2020年6月18日 19時) (レス) id: 300461bf22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロード | 作成日時：2020年6月5日 23時
