俺足高校のプリンスたち

４１話 ページ43

愛菜｢A、この人達と知り合い？｣




愛菜が私たちを交互に見ながら聞いてきた




『うん、高校の同級生の二階堂高嗣くんと千賀健永くん』




愛菜｢そうなんだ！初めまして、奈々原愛菜です！Aとは中学の頃からの仲です！よろしくー！｣




高･健｢よろしくー！｣





『そういえば、二階堂くんたちはなんでゲームセンターに？｣




健永｢なんか二階堂がゲーセン行きたいから千賀も来てって連絡来たから｣



高嗣｢だってゲーセン行きたくなったんだもん！でも1人で行ってもつまらないから千賀呼んだんだ｣




『そうなんだ！』




と、私が納得していたその時




愛菜｢ねぇ、二階堂くんってもしかしてゲーセン好き？｣



高嗣｢･･･えっ？｣




愛菜が二階堂くんの肩を掴み問いただしていた



二階堂くんは少し困った表情をしながら｢好き･･･かな｣と答えた




その言葉を聞いた愛菜は嬉しそうにそうかそうかと頷いた




愛菜｢よしっ！じゃあ４人でゲームやろう！｣





３人｢｢｢えっ！？｣｣｣





愛菜｢４人でできるのは･･･あっ、あれだな！よし、みんな行こー！｣




愛菜は勝手に盛り上がってゲームのところへと向かっていった





『なんか、ごめん･･･』




高嗣｢俺は全然いいよ！最初はびっくりしたけど奈々原さん面白そうだし！なぁ、千賀｣



健永｢うん、俺も全然いいよ！なんか楽しそうだし｣




『そっか、ありがとう』




私は２人にそう言った




そして私たちは愛菜のところへと向かった

４２話→←４０話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す