俺足高校のプリンスたち

１１話 ページ11

健永｢Aちゃん、着いたよ！｣




『ここって…』




学校じゃん！ってすごく言いたかったけどあえて言わないことにした




高嗣｢俺達、学校の中にあるところで住んでるんだ！｣



健永｢だから俺達、学校終わったらすぐに家に帰れるんだー！｣




『そ、そうなんだ…』




なんかすごい自慢されるんだけど…




わたしなんて片道電車で１時間くらいかかるのに





なんか、帰りたくなってきたかも




そう思いわたしは歩きだそうとしたその時




｢お前ら遅ぇよ！

どんたけ待たせんだよ！｣




突然２人ではない男子生徒の声が聞こえた




振り向くと５人の男子生徒が私たちの方へと向かってきていた




俊哉｢あっ！

君、Aちゃんだよね!?｣




突然、今朝会った宮田先輩？が私を指差した




『はい、今朝はどうも』




俊哉｢まさか今日また会えるなんて思ってなかったなぁ！

ねぇ、今度一緒にアニメでも…｣



裕太｢宮田うるさい！｣



俊哉｢…はい｣



裕太｢Aちゃん、なんか朝と雰囲気違うね！

あっ、もしかして化粧したの？｣



『はい！

千賀くんが紹介してくれたお店で』



裕太｢そうなんだ！

可愛い！｣



『あ、ありがとうございます///』



｢あの〜、そろそろ俺らにもちゃんと紹介してくれないかなぁ｣



と、1人の男子生徒が少し怒りながらそう言った

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