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Aside
2時。みんなが寝た頃。まだ僕は寝付けなかった。
最近良く眠れない。そのせいで身体も休まないし、集中も上手く出来ない。クマも目立ってきてるしメイクヌナに迷惑をかけている。
はやく寝ないと。寝なきゃいけない。寝なきゃ。
寝たくない。
明日が嫌だ。
そう思っているうちに枕が濡れてしまっているのに気づいて、ルームメイトであるスビニヒョンに気づかれないようベッドから出る。
🐰「…ん、A、？」
「…っわ、スビニヒョン」
🐰「…どこいくの、？おいで」
「……」
おいで、と言ってくれるスビニヒョン。でも、今の泣いている顔を見られたくない。
🐰「……少しお話しよう？」
スビニヒョンの後を着いてリビングに行く。ヒョンはココアを入れてくれた。
🐰「…最近、Aの体調とか様子でみんな分かってるんだけどね、ヒョンはAが辛そうにしてるのは見たくない」
「……っごめんなさい、上手く出来なくて」
🐰「A、あのね。それが悪いって言ってるんじゃなくて、Aは性格上悩みも辛いことも自分で我慢しちゃうじゃん。難しいと思うけどもっとヒョンに頼ってほしいなぁ」
愚痴を吐いてもいいんだよ？と笑ってくれるスビニヒョン。そんなヒョンが優しくて、僕はどうしてこんなにも人に心配を掛けてしまうんだろう、とまた自分を責めてしまう。
たまには本音を出してみてもいいのかな。
「………本当は逃げたいんです。
でもそれはメンバーみんなどこかで思ってるから僕だけ甘えちゃいけないし、もっとついて行かないといけないしって必死になってたらよく分かんなくなってきちゃって。
ダンスも歌も褒められても何も感じなくなってきて、でも注意を受けたら自分は駄目なんだって頭がいっぱいになって、
ファンもいるけど僕を嫌いな人だって沢山いるし、酷い言葉の方が記憶に残って、やっぱりここにいちゃいけなかったのかなって、思うし…それで、っ」
喋りずらくなって気づけば涙が溢れていた。ヒックヒックと肩が上がる。ヒョンはパーカーの袖で涙を拭いてくれた。ヒョンを見るとヒョンも少し涙目だった。
🐰「Aの気持ちちゃんと聞けてよかった。ありがとう…………Aがいないのは寂しいけど、少し休んでみるのもありだと思うなぁ。その間にヒョンがきちんとフォローするし、待ってるから。」
柔らかく笑ったスビニヒョン。
本当にこの人がリーダーで良かった。
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うゆ(プロフ) - ゆずこさん» うわぁ…ありがとうございます(T ^ T)ほんとにモチベです！ㅠㅠ頑張って更新します(＞人＜;)♡ (2023年2月11日 22時) (
レス) id: dce0a4995f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこ(プロフ) - うゆさまの書かれるお話の雰囲気本当に大好きです…！！主人公くんも可愛くてメンバーそれぞとの関係性もキュンとします……これからも楽しみにしてます(>_<)♡ (2023年1月13日 5時) (レス) id: d0e47dd6f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うゆ | 作成日時：2022年10月19日 17時
