137 やっとだよ( ;∀;)【ホワイトデー篇】 ページ42
〜Asaid〜
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時刻は夜9時。今日はいつもより早く仕事が終わった。
もちろん神威はいない。暇だって言ってどっか行ってしまった。
「終わった〜」とこぼして、固くなった体を伸ばす。
本当、今日の神威おかしかったな
なんてことを考えていると美雪が「Aさんっ!」と声をかけてきた
美「お疲れ様です!一緒にお風呂行きましょう!」
貴「いいよ。美雪、先に準備しておいで。」
「阿伏兎にこれ見てもらうから」と言って手元の書類に視線を移す。
「分かりました!準備してきます」と言って部屋を出ていく。
バタン
さあて、阿伏兎は大丈夫かな?
昨日も徹夜したみたいだし。まあそのおかげで早く終わったんだけどね
「はいこれよろしくね」と書類を阿伏兎の机の上に置いて、部屋を出ていこうとする
「あっ、オイ待て」と呼び止められる
貴「どうしたの?」
阿「手出せ」
不思議に思ったけど、言われた通り手を出す。そうして、手の上に乗せられたのは、ラッピングされた四つのお菓子。
貴「何これ?それに何で四つ?」
阿「今日は、ホワイトデーだろ。二つは俺からだが、あと二つは違う」
確かによく見れば、ラッピングが違う
貴「ありがとう。四つあるってことは、二つは美雪のでしょ?一つずつ美雪に渡しておくよ。でも、阿伏兎以外に誰がくれたの?」
阿「えっと、団ちょじゃなくて団員からだ。日頃お世話になってるからってな。」
私、団員にそんなに優しくていたかな?
それに何か団長って言いかけてなかった?気のせいか。
貴「そっか。じゃ、ありがとうってお礼言っておいて」
「じゃ、また明日」と言って、部屋を出ていく
やった。また貰ちゃった
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自室に戻って、準備していると美雪がやって来た
コンコン
美「Aさん、準備できました?」
貴「今行くよ」
そうだ、貰ったお菓子渡しておこ。
貰ったお菓子を美雪に渡してから、お風呂に向かった
【ホワイトデー篇】完
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坂本愛菜(プロフ) - 消さないでください!この小説が楽しみでいつも待ってるんです!いつも占ツクに来てるんです!この小説が好きになったからお気に入りにしたんです!だから消さないでください! (2018年6月8日 22時) (レス) id: ea0408c66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒夜 x他1人 | 作成日時:2018年3月27日 22時