135 やっぱり恋する乙女は可愛い【ホワイトデー篇】 ページ40
〜Aside〜
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美「また子さんー」
ま「Aさん、美雪。来たっスね。」
貴「お邪魔しますー」
美「また子さん、どうでした?お返しもらえましたか?」
ま「お、お返しってなんの事っすか!//」
美「今日は、ホワイトデーですよ!」
ま「分かってるっすよ//。私は晋助様に渡せただけで満足っス!//」
可愛いな、また子ちゃん。
恋する乙女は、やっぱかわいい
そんなことを、考えていると足音が近づいてくる
晋「A来てたのか」
なんだ、晋助か。
そう思っていたけど、また子ちゃんはプチパニックに陥っている
それは、いきなり本人が来たら、慌てるよな
貴「お邪魔してるよ」
晋「何か用か?」
仕方ない。
また子ちゃんを落ち着かせるには晋助に立ち去ってもらわなきゃ
貴「まあね。あ、そうそう煙管の火種って持ってる?」
晋「持ってる。部屋にあるから取りに来い」
貴「良かった。もうなくなりそうだったんだよね。
じゃ、美雪ちょっと待っててね」
そう言って、美雪に目で合図をすると、こくりと小さく頷いた。
「さ、行こ行こ」と晋助を急かす。
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<晋助の部屋にて>
「ありがとね」と渡された火種を受け取ってお礼を告げる
晋「なあ、A、用ってなんだ?」
どうしよ、なんて答えればいいの
貴「あ、えっと、また子ちゃんにちょっとね」
言えないよ、晋助からのチョコのお返し貰えたか聞きに来たんてさあ
晋「はあー」
なんで、溜息?
不思議に思ってると「これやる」と言って渡されたのはラッピングされた二つのお菓子
貴「なにこれ(・・;)」
晋「今日はホワイトデーだろ」
貴「あ、ありがとう//」
貰えると思ってなかったから、何か照れくさい
貴「でも、何で二つ?」
晋「来島の分。渡しておいてれ」
貴「分かった。渡しておく。」
「じゃあね」と言って晋助の部屋を出る
いきなり渡されるからびっくりしたよ。
でも、自分で渡さないのはまた子ちゃんの為なんだろう
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貴「美雪、ごめん待たせて。後、また子ちゃんにはこれ」
そう言って差し出すのは、晋助に渡されたお菓子。
ま「これは?」
貴「晋助からだよ」
「良かったねですね」と美雪がいうと、また子ちゃんは顔を赤くして答える
ま「嬉しいっす//」
良かったね(^ω^)、また子ちゃん
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坂本愛菜(プロフ) - 消さないでください!この小説が楽しみでいつも待ってるんです!いつも占ツクに来てるんです!この小説が好きになったからお気に入りにしたんです!だから消さないでください! (2018年6月8日 22時) (レス) id: ea0408c66f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒夜 x他1人 | 作成日時:2018年3月27日 22時