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【ボディーガード】*1※格好いい安室さんはいないです※タイトル変更 ページ46

「安室さんは恋人いますかー?」

「いますよ」



女子高生が冗談交じりに聞いてきた言葉に、安室さんは満面の笑みでさらっと言った



その途端ポアロにいた女性客が悲鳴をあげた



「安室さん…あれは彼女に入らないよ…」

「ああ、あの時の事かい?あれは安室透では無かったからね」

「え?」

「そろそろ来る頃だと思うけど」



カランカラン



店のドアが開いていつもより高い声で安室さんが来客を迎える



「(人1)さん!会いたかったです!!」

『そうですか』

「今日は何にしますか?おすすめは珈琲とハムサンドです!いかがですか?」

『時間がないのでアイス珈琲のみで』

「そうですか…」



ハイテンションな安室さんは、憂鬱そうな顔をしてため息をついた(人1)さんと呼ばれた女性の言葉で肩を落とした

二人のテンションの違いに疑問に思いながらレモンパイを口に運んだ


とりあえず、周りの視線が痛い


憂さんは案内された奥のカウンター…僕の隣に座った



「あ、コナンくんに紹介しますね。僕の恋人の橘(人1)さんです」

『どうも』

「えーと、本当に付き合ってるの?」

「ええ!こう見えてラブラブなんですよ!」

『早く珈琲貰えます?』

「照れてるんですか?」

『帰りますね』

「すいません。今すぐ淹れます!」



安室さんはキッチンで黙々と何かを作ってる

お互い改めて自己紹介をすると、憂さんはデザイナーらしく、小さなスケッチブックに何かを書き込んでいた



「憂さんは本当に安室さんと付き合ってるの?」

『どうだろうね』

「え”?」

『色々事情があってね。それと条件が良かったから付き合ったんだけど…』

「お待たせしました!アイス珈琲とハムサンドになります!」

『ハムサンドは頼んでいません』

「美味しいですよ!朝ご飯は食べた方が頭が働きます!」

『コナンくんどうぞ』

「…そろそろ泣きますよ?」



アイス珈琲を飲みながらスケッチブックに目を向ける(人1)さん
本当に泣き出しそうな安室さんはすでに涙目で…


女性客から黄色い声が上がった



『安室さんは人気者ですね』

「貴方に好かれないと意味がないです…」

『好いてないわけでは無いですけどね』

「では、指輪を受け」

『ご馳走様でした』

【ボディーガード】*2※格好いい安室さんはいないです※→←【FBIと小さな探偵に保護された私】*9完結



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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - りんさん» りんさんいつもありがとうございます(*´ヮ`*) (2017年9月20日 17時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 結愛シリーズ も話が面白いです続き楽しみにしてます (2017年9月19日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんさん» ありがとうございます笑更新遅くなりますけど続きも楽しみにしていてくれると嬉しいです( *´艸`) (2017年8月25日 10時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Σ(゚Д゚ノ)ノ最高!!妄想が進む!! (2017年8月24日 12時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんさん» 小学生の降谷さん……いいですね。絶対かわいいです。作ってみます! (2017年8月23日 22時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年8月21日 0時

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