【FBIと小さな探偵に保護された私】＊9完結 ページ45
突然、赤井秀一から「一緒にアメリカに行かないか？」と告白され間抜けな声が出てしまった
キャンキャン吠えていた降谷さんは固まって動かなくなってしまい、風見さんは私と赤井秀一を交互に見てビックリしている
『行くわけ無いでしょ！バカなの？アホなの？』
「一度アメリカに連れて来いと上から通達があった。上は彼女をFBIに勧誘したいそうだ。今の階級よりも良い待遇を用意して待っているぞ？」
『そ、それは魅力的…』
「ふざけるな！！(人1)は俺のだ！FBIなんかに渡すか！」
降谷さんが躊躇いもなく言い放った告白とも取れる言葉に赤面するのが普通だが、私は違う
『イヤイヤイヤ、まだ降谷さんのものになった覚えないんだけど！？』
「そうだな。降谷くんのではなく俺のだ」
「ふざけるな！赤井よりも俺のほうが憂の事を知っている！」
「ホー、俺と彼女は裸で抱き合った仲だか？」
「……は？」
『え、今それ言う？KYって言われない？てか、違うから抱き合ってないでしょ』
たぶん、組織から逃げてFBIに保護された日にずぶ濡れで血塗れのスーツからスウェットに私を着替えさせた時の事を言っているのだろう
「赤井秀一！！」
赤井秀一の爆弾発言で思考回路が停止した降谷さんが戻ってきて堪忍袋の緒が切れた
我を忘れた上司は赤井秀一に殴り掛かり、それを軽々と受け止め仲良く殴り合いを始めた二人
『風見さん二人無視してとっとと後始末終わらせて帰りましょう』
「…同感だが、原因はお前だろ。止めてこい」
『あれをですか？発砲していいなら行きますけど？』
弾切れの拳銃を喧嘩中の二人に向ければ風見さんが溜息を吐いて私の拳銃を奪って私の背中を押した
後日私が匿われていた工藤邸へ足を運べば工藤新一と何故か赤井秀一が出迎えてくれた
『で、なんやかんやで降谷さんが赤井秀一とアメリカに行くことになったから』
「それで降谷くんは今どこだ？」
『書類を片付けてからここに来るって言ってたけど？』
カレーライスを食べながら今後、日本警察とFBIが協力して各地に散らばっている組織の構成員を片っ端から捕まえる事になったと工藤へ報告する
「てっきり(人1)さんが赤井さんと行くと思ってました」
『あの人がそれを許すと思う？コナンくん』
「…」
『それと、降谷さんに事情聴取されて首の傷の事も吐いたから。麻酔銃使うときは気をつけて』
「……根に持ってるだろ」
『当たり前だろ』
インターホンが鳴り工藤が青ざめた
【ボディーガード】＊1※格好いい安室さんはいないです※タイトル変更→←【FBIと小さな探偵に保護された私】＊8
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憂(プロフ) - りんさん» りんさんいつもありがとうございます(*´ヮ`*) (2017年9月20日 17時) (
レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 結愛シリーズ も話が面白いです続き楽しみにしてます (2017年9月19日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» ありがとうございます笑更新遅くなりますけど続きも楽しみにしていてくれると嬉しいです( *´艸｀) (2017年8月25日 10時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Σ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ最高!!妄想が進む!! (2017年8月24日 12時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» 小学生の降谷さん……いいですね。絶対かわいいです。作ってみます！ (2017年8月23日 22時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憂 | 作成日時：2017年8月21日 0時
