【夏は私の天敵です】*3 ページ4
「ターゲットの男見えるか?」
耳元で言われた言葉にイライラの限界が来ました
「作戦通りに夜」
『……捕まえればいいんでしょ。バーカ!』
「な、(人1)」
零センパイに着ていたパーカーを投げつけ大きな声で『大っ嫌いです。』と言って歩き出す
少し歩けば目の前にターゲットの男3人がいて私と目が合う。私はにっこり笑顔で声をかける。
『お兄さん達私と遊びませんか?』
そう声をかければ頷いて私の取り合いをし出す3人に呆れて、『少し疲れたのでホテルに行きませんか?』と上目遣いで言えば1人が私の腰に手を回して歩き出す。この人がリーダーかぁ
ふと、海を見れば和葉ちゃんと平次くんが怒っていて真純ちゃんと新一くんに止められていた。蘭ちゃんと園子ちゃんは慌てている。まぁ、作戦とは違うことしてるから当たり前かな
予定してた作戦では夜にホテルの前で私が声をかけターゲットの男達を足止めし、後ろから零センパイと新一くんと平次くんが捕まえるっていう作戦でした。
私だってハニートラップぐらい出来るんだから!!
実践は今日が初めてだけど!
「水着可愛いね」とか「名前は?」とか「喧嘩したの?」とか色々質問してくる男に適当に返しておく。
今日の為に新しく買った水着、水色のボーダーのホルターネックのビキニ。はたからみたらペアルックだよね…………なんで被ったんだろう?昨日買ったばっかりだよ?好みが似てるのかな?
零センパイに褒められたかった。
「その子から離れて貰えます?」
いきなり肩を掴まれて抱き寄せられる。
回された手が褐色の肌で、冷たくて心地いい体温で誰なのか分かる。変態じゃないです。
「バーボン!」男達はそう言って逃げようとするが蘭ちゃんと和葉ちゃんと真純ちゃんの攻撃にその場で伸びた。
そのあとは女子高生4人からお説教されました。
ハニトラはしちゃいけないとか、自覚を持ってとか、何かあったらどうするのとか、高校生に怒られる私って…………泣きそう。
やっと解放されたと思ったら今度は零センパイからのお説教で、すごい形相で睨んでくるから土下座しました。
なんやかんや海の家で2時間ほど説教され気が済んだらしい零センパイの後をついて出ようと思ったら立てなくて零センパイの背中に倒れる。
私の名前を呼ぶ零センパイ。
あぁ、私は出来る女だって所見せたかっただけなのに
それと、嫉妬ですかね
ちやほやされる零センパイがいけないんですよ
91人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
憂(プロフ) - 無銘さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。 (2017年11月30日 13時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
無銘 - 公安ホームズについてですが、志保が夢主より年下の場合、その旦那に当たる赤井は夢主の弟にあたります。つまり、降谷からしても赤井は弟になるので、兄と言う表現は間違ってますよー (2017年10月13日 23時) (レス) id: 9e2dbad905 (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» りんさんいつもありがとうございます! (2017年8月17日 15時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続き楽しみにしてますやっぱり話が面白い!! (2017年8月17日 15時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - 零音さん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2017年7月30日 5時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:憂 | 作成日時:2017年7月11日 23時