解放marriage-2 ページ5
「はわ…レオナたゃhshs」
「おい昼間から言動がアウトだぞホワイツジェイ」
昼食時間…
Aは学園内にある温室に張り込んでいた、というのも絶賛ストーカー中のレオナが基本的にいつもこの温室で授業をサボっているのでここにいれば盗撮し放題な訳だが
今日はそれだけではなかった
「…はぁっ…はぁ……もぐもぐレオナたゃ尊すぎか……お前のその頬袋をmgmgさせろよぉ！！」
「目的見失うなこら！その手にあるのは何のための弁当だよ」
今日はあるミッションをクリアするべく温室に来ているのだ
「れ、レオナたゃと一緒にお昼を食べるためです！副寮長！」
「よろしい」
そう、Aは学園公認(？)ストーカーとなってから気がついたのだ
あれ？これもう隠す意味無いし、普通にアタックしていいのでは？？と…
その第一歩となるのが今日のミッション
【一緒にお昼ご飯を食べよう】
「さっさと行かないとキングスカラーが昼食終えちゃうだろ馬鹿ホワイツ」
「うぐっ！！が、がんばる…！」
ただ横に座ってご飯を食べるだけのミッションも、今まで忍びに忍び散々ストーカーとしての才能を開花させたAにはハードルが高い
ちらりと木の影からレオナの様子を伺う
「早くしないとまた午後からの授業に遅れるっすよ！」
「ああ？んなもん出なくても問題ないだろ」
昼寝から起きたばかりのレオナは眠そうだ…隣ではラギーがぶつくさ文句を言っているがレオナがはいと頷くことは無さそうだ
焦げ茶色の艶やかな長髪…ふわふわとした髪質と相まってそのボリュームはライオンの鬣のよう
伏し目がちな瞳は砂漠のオアシスに青々と生い茂った植物のように輝くグリーン
胸元を大きく開けて着ている白いシャツの間からは褐色の滑らかな肌が拝める
「エッ？ちょっとレオナたゃ尊すぎない？？」
「何言ってんだこの馬鹿は…」
隣で副寮長が呆れる
いいから早く行ってこいよと背中を押され、よろめいた拍子に木の影から飛び出てしまった
「……お前…いつからいた」
「い、一時間ほど前から」
えへへと笑って誤魔化そうとするAにレオナははあ、と大きなため息をひとつ
「何しに来たんだ、ストーカー女王様よ」
「おえっ！？え、えっとですね！！これは！！その！…あの…！……」
おえってなんだおえって…レオナがそんなことを思っているとは露知らず、Aは必死に名誉挽回をはかる
「お弁当……一緒に、食べたいナ…なんて♡」
その言葉にレオナは目を丸くした
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ここ(プロフ) - 初見です~！面白すぎます！笑更新待ってます(´；ω；｀) (2020年8月4日 0時) (
レス) id: dc882952f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちっぷ(プロフ) - 更新されるのを、いつまでも待ってます！ (2020年5月10日 22時) (レス) id: 18ff0564c7 (このIDを非表示/違反報告)
普(プロフ) - それな！更新待ってます (2020年5月7日 11時) (レス) id: f163eb0bcd (このIDを非表示/違反報告)
KAZUKI(プロフ) - 更新……待ってます……（泣） (2020年5月6日 21時) (レス) id: 1d2705384c (このIDを非表示/違反報告)
普(プロフ) - 最初何これ〜と思っていたんですけど、凄く良いじゃないですか！これからも頑張って下さい！（かわいいいいいい！ (2020年3月25日 20時) (レス) id: f163eb0bcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つぐお | 作成日時：2020年3月25日 3時
