volume57 ページ30
『んぅ………あれ………私いつの間に……』
どれぐらい寝てただろうか
酔ったせいか、殆ど覚えていない
『ていうか頭痛い…絶対飲みすぎた……水…』
時刻は深夜二時
起き上がると痛む頭を押えて階段を降りていく
『(暗い…)』
物音ひとつしない部屋
さっきまで騒いでいたのが嘘みたい
『……あっ、片付けとか全部任せちゃったな。今度お礼しなきゃだ』
ジャー
グラス越しに伝わる冷たい水が頭痛を和らげてくれる
このまま風に当たれば、二日酔いは免れそう
そう思ってベランダに行こうとした
その時───、
『……ん?あれって、、、』
窓の向こうに人影が見えた
そっと近ずいて見ると、ピンクの髪をした彼がいた
片手にお酒を持ったまま、夜空をじっと見つめて
『!なるせちゃ………?』
声をかけようとして、やめた
だって、何処か様子がおかしい
n「………………」
人って不思議で、時々嫌という程勘が当たる
後ろ姿を見ただけでわかるよ
ねぇ、どうしてそんなに
『そんなに悲しそうなの……なるせちゃん』
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沢山のお気に入りとハート
ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします‼️
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M丸ちゃん(プロフ) - いいさん» そう言っていただけて嬉しいです(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)妄想だらけですがこれかも更新するのでよろしければ読んでくださると嬉しいです! (1月3日 14時) (レス) id: 3eb7d74177 (このIDを非表示/違反報告)
いい - 神作品誠にありがとうございます!! (1月2日 18時) (レス) @page26 id: 4bfcd91d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M丸ちゃん | 作成日時:2023年11月26日 0時