volume56 ~nqrse side~ ページ29
〜nqrse side〜
軽々とAを持ち上げてまふくんが部屋を出ていく
俗に言うお姫様抱っこってやつ
俺にはあんなかっこいいことできやしない
あ「なるせ良かったの〜？ラッキーポジション譲っちゃってさ」
n「は？意味わかんねーよ笑いいんじゃない？やりたい人がやればさ」
そ「でもその割には怖い顔じゃん、特にさっきは」
め「Aは酔うと誰にでもベッタベタになりますからね笑」
あ「前一緒に飲んだ時も大変だったもんねw」
め「あいつはそういう奴なんですよ、酒飲むと普段言えないことが溢れるんです多分笑」
そ「まぁ、俺はどっちでもいいと思うけどさ、なるせ」
n「……なんすか？」
そ「そうやって見逃してばっかいると後悔するよって話。あいつ結構本気なの、なるせも気づいてるでしょ？」
正直な話、気づいてないと言えば嘘になる
でも、たとえ誰がAを好きでも俺には関係ない
なのに──、
n「(なんでイライラしてんの、俺は)」
好きって言葉の意味なんて正直どうでもいいって
そう思ってたけど
でもそれは唯一無二の好きだったからで
俺じゃなくなるなんて、そんなのは嫌だ
n「(あー…マジかよ…これってそういうこと？)」
ま「すみません、遅くなりました！って…？みんなどうかした？」
そ「いや〜？めいちゃん励ましの会してただけ。Aどんな感じ？」
ま「上で寝てますよ、爆睡です笑じゃぁ僕もめいちゃん励まそうかな」
め「そうですよ！もっと慰めてください！メンタルボロボロなんすから！笑」
あ「wwwあ、まふくんついでにそこのゴミ捨てて貰えます？」
ま「は〜い」
ふと横を通り過ぎる彼から微かに香るAの匂い
手に力が入って痛いし、考え過ぎて頭も回らない
n「ちょっと飲みすぎたみたいなんで、俺外行ってくるわ」
返事なんて待たずに、逃げるように外へ出た
今はただ、一人で考えたい事がいっぱいだ
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M丸ちゃん(プロフ) - いいさん» そう言っていただけて嬉しいです(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)妄想だらけですがこれかも更新するのでよろしければ読んでくださると嬉しいです！ (1月3日 14時) (
レス) id: 3eb7d74177 (このIDを非表示/違反報告)
いい - 神作品誠にありがとうございます！！ (1月2日 18時) (レス) @page26 id: 4bfcd91d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M丸ちゃん | 作成日時：2023年11月26日 0時
