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ページ38

桃side






食器を洗い終え、だいきの元へ向かうとソファに座っていた。


ホットミルクを作って隣に座り、


二人でブランケットにくるまって、まったり。



眠そうなだいきが、ポツポツ話し始める。






赤「のんちゃ、ぼく、いますっごいしあわせ…」




桃「ほんま?良かった」




赤「あついおみずも嫌やなくなったし…

のんちゃと、かみちゃと、じゅんたと、みんなといると

おかんのこともわすれられそう……しあわせやから………」




桃「………っ、」




赤「のんちゃ、、これからもいっしょにおって…ほしい、」




桃「いくらでも傍に居たるから…っ!」






目を閉じて眠りについてしまっただいきを抱き上げた。




初めて抱っこした時より、重くなっていて、


思わず涙が零れそうに。






ベットに転がり、電気を消して。





桃「おやすみ」





寒くないように布団をかけ、スヤスヤと眠るだいきくんを横目に、



俺も目を閉じた。

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作者名:ヨン | 作成日時:2021年12月16日 14時

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