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桃side
桃「だいき」
赤「っ、なに…」
桃「なんでだいきって呼んで欲しかったん？」
少し遅めの朝ごはん。
いや、お昼ご飯でもええ時間や。
向かいに座ってご飯を食べる大毅に、 そう問う。
赤「みんなぼくのこと、だいきくんって言うから………」
桃「言うから…？」
赤「のんちゃは……とくべつ！」
ニコニコ では表せないくらいの笑顔でこっちを見る。
俺が特別か……
桃「だいきの特別にしてくれてありがとうな？」
赤「のんちゃは、ぼくのとくべつ！」
桃「っ……」
いつもどこかで不安に感じていた。
だいきが俺を選んでほんまに幸せなんかなって。
でも、多分だいきは今を幸せに思っている。
その幸せが長く続くには、俺が幸せにしてやらなあかん。
桃「だいき、大好きやで」
赤「…！ぼくもぼくも！」
お揃いや！って飛び跳ねて喜んでいる。
桃「可愛すぎる、…殺す気か 笑」
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作者名：ヨン | 作成日時：2021年12月16日 14時
