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「....おう、テヒョン。遅かったな？ 笑」
「ん、ごめん。笑」
「開店前だから全然いいけど、彼女？ 笑」
「まだ違うけどそんな感じ。笑」
「何それ、どっちだよ。笑」
お店に入るなり話し掛けて来たのは
マスターさんなのかな....。
ていうか、
どう見ても歳上だし、
仕事場だって言うなら雇い主だろうに
敬語も使わないで
親しい間柄なのかも知れないけど
失礼っていうか大物っていうか。
それよりここ、
....ホストクラブじゃなかった。
バー、なのかな....。
お店の半分くらいはカウンターで
そのカウンターの上にも奥の棚にも
数え切れないくらいのお酒が置いてある。
「はい、ここ座って....？ 笑」
「あの、」
繋がれたままだった手を引かれて
カウンターの一番奥へ連れて行かれた。
「なに飲む....？ 笑」
「まだ開店前なんじゃ、」
「Aちゃんは特別。
カクテルがいい....？ 笑」
「えっと、」
「奢りだから気にしなくていいよ。 笑」
「そうじゃなくて、私飲めないので、」
「え、そうなの....？」
そうなの。
私はそもそもお酒に弱い。
だから早く帰りたい。
「じゃあ、ノンアルで出してあげるよ。
待ってて....？ 笑」
「や、あの、」
手を離して私を座らせると
カウンターの中へ入って行ったけど
....やっぱり帰りたい。
お酒飲めないからこういうお店来た事ないし
居酒屋くらいは行く事あるけど
こんな雰囲気でもないし。
....だからちょっとド○○キする。
どうしたらいいのかもわからないから
黙って座ってるしかないんだけど
カウンターの中に目を向けると
彼が、何やら作ってるのが見えた。
....バーテンダー？ なのかな。
何種類かの液体を何か容器に入れて、
....あ。
シャカシャカ振るやつだ。
って、あれ出来るの....？
そのまま見てたら容器の蓋を閉めて
シャカシャカ振り出した彼。
....カッコいい。
あれが出来るのは
おじさんだけだと思ってたから
なんか意外。
若い人でも出来るんだ....。
なんて感心してたら
彼は容器からおしゃれなグラスに
液体を注いでて
....なんか綺麗な色。
ピンクなんだけどオレンジがかってるみたいな、
「....はい、お待たせ。笑」
彼の笑顔と一緒に
スッと目の前にグラスが置かれた。
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ともちょん(プロフ) - みんみんさん！初めてコメントさせて頂きます。いつも楽しみにさせて頂いてます。次章も楽しみにさてますね。その間、また他の作品を拝読させて頂きます。 (2018年9月24日 20時) (
レス) id: 12127d17e3 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぽん(プロフ) - みんみんさんの作品大好きです。全作何回も読み返して楽しんでます。更新は待ち遠しいですが、みんみんさんのペースで無理なくして下さいね(*^^*) (2018年9月24日 12時) (レス) id: ec5d7f8a0e (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - みんみんさんお久しぶりです。これからもみんみんさんのペースで更新して下さい(^o^) 無理はしちゃだめですよ！ (2018年9月23日 23時) (レス) id: 52fb1c04f9 (このIDを非表示/違反報告)
ジョンファ(プロフ) - みんみんさん、お久しぶりです！って言いましても、私は頻繁にみんみん作品を拝見しているので、お久しぶりの気がしません！「あり恋」も楽しみに待ってますね！みんみんさんが、楽しく更新してくれれば嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2018年9月23日 21時) (レス) id: 2476f0e10a (このIDを非表示/違反報告)
りん - 妄想が膨らみすぎてやばいです。テヒョンの色気が半端ない… 更新頑張ってください！応援してます！ (2018年9月8日 11時) (レス) id: 12052b6b11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん
| 作成日時：2018年2月23日 23時
