これって運命でしょ？ 4

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....テヒョンがまだ来ない。




朝、もう帰るね、うん、って
喋った気がするんだけど




目が覚めた時にはいなかった。




一旦家に帰るんじゃ忙しいかと思って
連絡も取らなかったんだけど




大丈夫かな。




遅刻とか....しないよね？




「....気になる？」


「....そりゃあ、」




って、ソクジンくん。




「キムテヒョンなら大丈夫でしょ。
意外としっかりしてるからね。笑」


「....うん、」




それはそうなんだけど、




早起きして私の家から一旦帰って、
ってとこが引っ掛かるのよ。




たぶん、私が関わってなければ
こんなに気にならなかったと思うんだけど....。




「それにさ、俺達もだけど
いつもが早いんだからそんなに、」


「おはようございます....！」


「「あ」」




噂をすれば。




「ソクジンさん、おはようございます、」


「うん、おはよう。笑」


「Aさんも....おはようございます。笑」


「....うん、おはよ、」




....なんか、




「なんかキムテヒョン、
俺とAで扱い違くない？ 笑」




そう、それそれ。




「や、そんな事は、」


「まあいいや。よかったね？ A。
キムテヒョン間に合って。笑」


「....うん、」




ってまた余計な一言を....！




「心配、してくれたんですか....？」


「....まあ、一応、」


「....ありがとうございます。笑」


「、」




....朝からきゅんとしちゃったよ、もう。




「はいはい、それじゃあ準備しようか？ 笑」


「あ、はい。Aさん、また。笑」


「....うん、」




....ヤバい。




って何がヤバいんだかわからないけど




とにかくヤバい。




きゅんとするわドキドキするわ




....ニヤけそうになるわ。




なんなの、これ....。




嬉しいの？




ウキウキしちゃってるの？




ってだから乙女か、って。




....や、実は乙女なんだった。




自分で言うのもどうかと思うけど。




「Aニヤけすぎ。笑」


「え」




....嘘。




ニヤけそうなんじゃなくて、ニヤけてる....！？




ていうかソクジンくん、




それ言うためにわざわざ戻って来たの....？




「Aも可愛いとこあるんだね....？ 笑」


「...っ！」




だから耳元で喋らないでってば....！





「A面白い。笑」


「、」






面白くないよ....！








ソクジンくんのバカ....！





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