これって運命でしょ？ 4

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想いは叶うもんなんだな....。




運命を感じて一目惚れして




受け入れてもらいたくて
必死で気持ち伝えて。




....じーちゃんに言われた期限が迫ってたから
焦ったけど




Aさんはようやく
俺のものになってくれた。




身も心も....全部。




正直に全部話したけどわかってくれて




....これはソクジンさんのおかげだけど、




結婚を前提にしてくれる事にもなって




お願いしたら




....一緒に住んでくれる事にもなった。




こんなにトントン拍子に進んじゃって




やっぱり運命の人だった、
って事だと思うんだけど




それで間違ってないよね....？




だってホントに、




今までこんな気持ちになった事なんて
なかったんだ。




決められた相手と結婚するのが嫌で




変なハナシ、好きな人を探してたけど




この人だ、って人がなかなか現れなくて。




なのにAさんは




ひと目見ただけでビビビっと来て




一緒にいればいるほど好きになって




触れれば触れるほど愛しくなって。




....もう、片時も離れていたくない。




仕事中は仕方ないけど




ソクジンさんともミンさんとも




ホントは話して欲しくないくらい。




「Aさん....」




気持ちよさそうに眠る、愛しい人。




「わがまま言って....ごめんなさい、」




寝顔まで綺麗とか....ずるいでしょ。




「...」




起こさないように、




力の抜けた、ふっくらした唇に触れる。




ホント....幸せ。




「ん....テヒョン？」




....やば、起こしちゃった？




「....俺、帰りますね？」


「....帰るの....？」


「....うん。また会社でね？」


「ん....わかった、」




寝ちゃった....？




....可愛い。





「....またあとでね？ ....A。笑」





起きてる時にはまだ呼べない呼び方で
名前を呟くと






もう一度唇に触れて








Aさんの部屋をあとにした。





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