これって運命でしょ？ 4

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「....どうしたの？
ユンギとなんかあった？」


「、」




....困るどころの話じゃない。




鋭くてイヤ。




ってまあ、普段しない事をしてる
私がいけないんだけど。




「....なんかあった、っていうか、」




....なんかあったんだけど




さすがにソクジンくんには言えない。




ていうか




ソクジンくん捕まえて




話聞いて欲しかったのかな....私は。




「ここじゃなんだから....喫茶室行く？」


「....外がいい」




ユンギに会ったら嫌だから。




ていうか、今は会いたくない。




「....わかった。
それじゃあ、どっかカフェ行こう。笑」


「....うん」




そう言われてソクジンくんの袖を離したら




「っ、」




逆に、ソクジンくんに手を繋がれた。




「....A、迷子になったみたいな
顔してるから。笑」


「、」




....どんな顔よ、それ。




ていうかまだ社内なんだけど。




それでもおとなしく繋がれてる私。




....変なの。




....でも安心する。




「駅の向こう行こうか？
ていうかキムテヒョンいいの....？」


「....よくないけど、いい、」




....そう、よくない。




余計に待たせちゃう事になる。




だけど、こんな気持ちのまま
会いたくないから。




「....Aがいいならいいけど。笑」


「...うん、」




だから、ソクジンくんに話聞いてもらって
リセットしないと。




って事はやっぱり全部話さないとだめかな....。




じゃないと




私のこのモヤモヤを
説明出来ないかも知れないし。




あと....




テヒョンにちゃんと話す為に整理したいし。




隠し事はしたくないし、
不安な気持ちにもさせたくないから。




....だからテヒョンごめん。





もうちょっと待っててね....？






いつもの笑顔で会いに行くから。







....繋がれた手を見つめながら









ただただ....ソクジンくんに付いて行った。





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