これって運命でしょ？ 4

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わかんないわかんないわかんない....っ。




いくら考えても全っ然わかんない....！




私ってばなんなの？




テヒョンが好きなんでしょ？




ていうか、好きでもない人と
キスするような人間だったっていう事が




ショックなんだけど。




やっぱり....




心の何処かにユンギはまだいて




少なからず気持ちが残ってるとか....。




....って違う！




絶対違う！




....だけど、




そう考えれば納得はいく。




“ 元カレ ” っていうのもあるんだとは思う。




ただの同期だったら....




例えば相手がソクジンくんだったら




思いっきり突き飛ばすか
ひっぱたくかしてるはず。




いろんな意味で、ソクジンくんには悪いけど。




ってなんでそこでソクジンくんなのよ、もう。




「....Aどうしたの？
エレベーター来てるよ？ 笑」


「え」




目の前にはドアが開いたエレベーター。




なのに、昇降ボタンを連打してる私と




....後ろにはソクジンくん。




「....あ、ごめん。乗るよね？」


「うん。Aも乗るでしょ？ 笑」


「....うん、乗る」




タイミングがいいのか悪いのか




なんで今ここでソクジンくん....？




「キムテヒョン一緒じゃないんだ？ 笑」


「うん....まあ、」


「ていうかとっくに帰ったと思ってた。
まだいたんだね？ 笑」


「....うん、」




エレベーターに乗り込むと
1階のボタンを押してくれたけど




次々出て来る質問に、
なんとなく答えられないでいる私。




「....ユンギと一緒だった？」


「え」




....いけない。




これじゃあモロバレだ。




「....あれ、当たり？
テキトーに言ったのに。笑」




ホント、ソクジンくんは変に鋭くて困る。




....あ。




あの噂の事は....話してもいいかな。




「....あのね？」


「うん...？」




さっきユンギから聞いた内容を
ソクジンくんに話すと




「....へぇ、そんな噂があるんだ。
でもそれ、“ キム ” ってだけで
キムテヒョン名指しじゃないんだから
気にしなくていいんじゃない？ 笑」


「....うん、そう....だよね、」




エレベーターが1階に到着してドアが開く。




「....どうしたの？ 何か気になる？」




ソクジンくんに続いて
エレベーターを降りたけど




「....A？」





思わず






ソクジンくんの袖を引っ張っちゃった。








何やってんの....？





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