冷静に嘘をつきましょう。

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「ユンギママこんにちはー！！笑」


「あらAちゃん久しぶりー！
ユンギに意地悪されてない？笑」




....なんでだよ。




「....ただいま」


「おかえり。
お昼からでよかったのに。笑」


「いいの！私がユンギママのお手伝いしたくて
ユンギにお願いしたの！笑」


「もう〜！Aちゃんホントいい子！笑」




....そう。




お手伝いしたいから早めに行こう、って
頼み込まれて




午前中から帰って来るハメになった。




どうせ俺が手伝ったところで
邪魔者扱いされるだけなんだから




早く来たってしょうがねぇんだけど




ユンギママ一人で大変だから！って
押し切られた俺。




「お、ユンギおかえり。
Aちゃんもいらっしゃい。笑」


「あ....ただい、」


「ユンギパパ久しぶりー！！
元気だったー？笑」


「おじさんは元気だよ。
Aちゃんも元気そうで何よりだ。笑」


「うん、おかげ様で！笑」




....実の息子より隣のウチの娘かよ。




「どうだユンギ。上手くやってるか？笑」


「ああ....うん、」




かと思えばいきなりそこか。




あとで話すから待ってくれ。




「そうかそうか。
ま、今日はゆっくりして行けよ？笑」


「....ん、」




さすがオヤジ。




深くツッコんで来ないとこがいいわ。




....おふくろと大違い。




「お父さん、ユンギが帰って来たの
嬉しいのねぇ。たまには帰って来なさいよ？笑」


「.....たまには、な」


「ああ、もう。男の子はつまらないわー。笑」


「ユンギママ、私が帰って来るよ。
いいでしょ？笑」


「大歓迎よー！いつでもいらっしゃいね？笑」


「ありがとー！笑」




えらい違いだな....。




やっぱりいくつになっても




“女の子は可愛い”ってヤツか。




「....俺部屋行ってるわ」


「え、ユンギも手伝おうよー」


「手伝いてぇけど俺は無理」


「そうよー！ユンギがいると全然捗らないから
二人でちゃちゃっとやっちゃいましょ？笑」


「それもそっか。
それじゃあユンギママ、
張り切って行きましょーう！笑」


「おー！笑」







.....楽しそうで何よりだ。





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