48 ページ48
.
....朝から二回はヤバかった。
いや、俺的には全然大丈夫だったんだけど
朝って意外とイケちまうっていうか
......もっとイケそうでヤバかった。
「あ、そうだユンギ、」
「っ」
昼メシの用意をしてくれてるAが
突然振り返った。
変な事考えてたからびっくりした....。
「何....？」
「パパとママね？出発来週だって」
「来週....？いつ？」
「金曜日！」
「は？」
金曜日！じゃねぇよ。
だから聞いとけって言っただろ。
もうすぐじゃねぇか。
「何時の便....？」
「んーと、夜遅くの便だった。
12時過ぎてたと思う」
「思う、って....ちゃんと聞いとけよ」
「聞いたけど、仕事終わってからで
間に合うなって思ったから、」
頭に出発時刻インプットするだけで
寂しいとか.....？
......有り得るな。
「....時間は俺が聞いとくよ」
「....うん、」
あーあー、背中がしょんぼりしてる....。
「....今日、一緒に寝るか？」
「え」
振り向いた顔に
“パァァァッ”って効果音が付きそうだな。
「あ、変な意味じゃなくてだな、」
「いいのっ？」
「....まあ、お前がいいなら、」
「ありがとうユンギ大好きっ！」
キッチンに立ってたAが
ソファまで飛んで来た。
「うぉっ、ちょっ、A....っ！」
抱き着いて来たのはいいんだけど、
「包丁置いてから来いよ！危ねぇだろ....！」
「大丈夫！刺したりしないから！笑」
「そういう問題じゃねぇだろ！怖ぇんだよ！」
包丁ごと、ってのはやめてくれ。
寿命が縮む。
「....そういうとこ、
昔とちっとも変わってないね？笑」
少し身体を離して
俺と目を合わせるA。
「.....普通だろ。いいから包丁、」
「ユンギ可愛い。笑」
「っ」
ちゅ、っと啄むようなキス。
「おい、」
「なんだかんだ優しいとこも変わってない。笑」
「....別に、」
「私が寂しがってると思ったんでしょ....？」
「....それは、まあ、」
「....やっぱりユンギだ。笑」
Aはローテーブルに包丁を置くと
俺を引き寄せて唇を重ねた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みほ - ユンギが！ユンギがー笑！！！何かまた違う感じのユンギ。仕事の疲れぶっ飛びました笑！すごく面白いです！続きがめちゃくちゃ気になります！続き読ませてください！ (2018年3月9日 19時) (
レス) id: eea6891b86 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - さくらさん» ユンギの新たなキャラも楽しんで下さい(*^^*) (2017年4月5日 16時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
ほの香 - よろしくお願いします(*^^) (2017年4月4日 8時) (レス) id: e52e1208d7 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - ユンギってこんなに恋愛に戸惑うんか笑ウケるwwってなってますwww (2017年4月3日 17時) (レス) id: 3c698fbe50 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - ほの香さん» かしこまりました(笑)新しいお名前でもよろしくお願いします♪ (2017年4月3日 14時) (レス) id: 913e7f0df7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんみん
| 作成日時：2017年3月14日 22時
