WAKE UP！~Plus~

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昨日のジミンはなんだったんだろう？




電話では甘々だったのに、
ウチへ来たら調子狂うくらい静かで。




珍しく何もしないで帰ってった。




......私に触れもしなかった。




って！！




寂しかっただけで欲求不満じゃないから！




「ジミーン！おはよう！起きてー！！」




勢いに任せて部屋に入る。




「んー........ん」




今日も安定。




「ジミン！起きないと！」


「A........」


「ん？」


「んー........ふふ、」




......なに？




「ジミン？寝ぼけてる？」


「んーー......」




あれ、今日すごく反応悪い。




もしかして。




「ジミン？具合悪い？」


「ん......」




お布団の隙間から手を入れて
おでこに触れる。




え。




「ジミン、熱ない？大丈夫？」


「んー......あたま、いたいぃ....」




健康優良児のジミンが風邪ひくとか、大変だ。




「ちょっと待ってて？」


「A......」




おでこにあった手を掴まれる。




......力弱いし、掌が熱い。




「なあに？」


「......ここに....いて？」


「おばちゃんに言ったら
すぐ戻って来るから、ね？」


「......ん」




ジミンの手をそっと外す。




「おばちゃーーーん！たいへーーーん！」




叫びながら階段を下りる。




風邪とは無縁の人が風邪ひくと、
結構重かったりするんだよね。




特にジミン。




......インフルじゃないよね？




とにかく大変！




「おばちゃん！ジミン熱がある！」







今日は朝から大騒ぎ。





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