WAKE UP！~Plus~

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「なあ、A？」


「ん？」


「もうあれ、やめて？」


「あれって？」


「俺にダイブすんの」


「.....あぁ〜、」




......ですよね。




「あれもう心臓に悪いから！絶対にやめて！」


「......わかりましたごめんなさい」




もう絶対にしません。




私も痛い思いするから。




「それから......さ、」


「ん？」




......まだあるの？




「Aスカート短すぎ」


「え」




今更なに言ってんの？




「スカートなんてずっとこの長さだよ？
なんで今更、」


「......さっき、ヤバかったの」


「は？」


「転がったAの......見えそうだった」


「え」




見えそうだったって......ぱんつ？




「ちょっ、ジミンてばどこ見てんの！？」


「っだから！絶対ダイブ禁止！！」




そう言うと、繋いだ手をグイッと引っ張って
すたすた歩くジミン。




......耳、真っ赤だ。




ジミンにもよろしくないみたいだから、
ダイブは絶対やめよう。うん。




「ジミン、ごめんね？」




前を向いたままのジミンに謝る。




いろんな意味を込めて。




「ん......A」


「ん？」


「俺、Aが怖くなくなるまで我慢するから」


「え」




我慢させたかった訳じゃないのに。




「でも、」


「Aが嫌がる事はしたくない」


「ジミン......」




やっぱりジミンは優しい。




「......ありがと」


「......だからさ、その......"男の子の顔"？
した俺に、早く慣れて？」









そう言って振り向いたジミンは
ちょっと照れくさそうだった。





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